フットゴルフのスコアの数え方|パー・バーディー・ボギーとは
フットゴルフのスコアの数え方|パー・バーディー・ボギーとは
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「1打で入ってもアルバトロスになる理由」など、スコアの考え方を音声で確認できます。
「フットゴルフのスコアって、どう数えるの?」
初めてリーダーボードを見ると、次のような数字や言葉が並んでいます。
「68」「-4」「+2」
「バーディー!」「ボギーだった」「イーグル!」
結論|1ホールのスコアとは
1ホールで実際に蹴った回数+そのホールで受けた罰打。これが、そのホールのスコアです。
そして、各ホールには基準となる「パー(PAR)」が設定されています。FIFG現行規則では、フットゴルフコースは9ホールまたは18ホールで構成され、各ホールのパーは3〜5とされています。
例えばパー4のホールなら、次のようになります。
| パー4を… | 結果 |
|---|---|
| 3回で入れた | バーディー |
| 4回で入れた | パー |
| 5回で入れた | ボギー |
まずはここから理解していきましょう。
まず結論|これだけ覚えればスコア表が読める
| ホールの結果 | パーとの差 | 意味 |
|---|---|---|
| アルバトロス | -3 | パーより3少ない |
| イーグル | -2 | パーより2少ない |
| バーディー | -1 | パーより1少ない |
| パー | 0 | 基準と同じ |
| ボギー | +1 | パーより1多い |
| ダブルボギー | +2 | パーより2多い |
| トリプルボギー | +3 | パーより3多い |
この呼び方はゴルフ由来で、フットゴルフでも実際に使われています。JFGAは2026年ワールドカップの公式レポートで、選手のラウンドを「イーグル」「バーディ」「ボギー」「トリプルボギー」と表現しています。ゴルフ用語としては、USGAもバーディーを1アンダー、イーグルを2アンダー、アルバトロスを3アンダーと説明しています。
そもそも「パー」って何?
場面:最初のホールの案内板に「PAR 4」
これは、このホールを終えるために設定された基準となるキック数が4という意味です。
FIFG規則では、各ホールについて、終了するために必要と予測されるキック数を「PAR」とし、最小3・最大5としています。つまり、パー3・パー4・パー5があります。
「パー=みんなの平均」ではない
ここは初心者が間違えやすいところです。パーは、その日に参加した人の平均キック数ではありません。あらかじめコース側に設定されている、そのホールの基準です。
だから初心者がパー4を7回で回っても、「平均以下だから失格」のようなことはありません。単純に、そのホールのスコアが7となります。
では、1ホールを実際に数えてみよう
場面:PAR 4 のホール
結果は4打。パー4を4打なので、PAR(パー)となります。
3打で入ったら?|バーディー
同じパー4を、今度は3回でカップインしました。基準は4、実際は3。
パーより1打少ないので、バーディー(-1)です。JFGAの2026年大会レポートでも、「6連続バーディ」など、現在の競技報道で普通に使用されています。
2打で入ったら?|イーグル
パー4を2回でカップイン。パーより2打少ないので、イーグル(-2)です。
2026年FIFGワールドチャンピオンシップでも、JFGAは日本代表選手のラウンドについて「3イーグル、9バーディ、3ボギー」と記録しています。
5打かかったら?|ボギー
パー4を5回。基準より1打多いので、ボギー(+1)です。さらに、6打ならダブルボギー(+2)、7打ならトリプルボギー(+3)となります。
パー3・4・5なら実際の数字はどうなる?
一覧にすると簡単です。
| 結果 | PAR3 | PAR4 | PAR5 |
|---|---|---|---|
| アルバトロス(-3) | ― | 1 | 2 |
| イーグル(-2) | 1 | 2 | 3 |
| バーディー(-1) | 2 | 3 | 4 |
| パー(0) | 3 | 4 | 5 |
| ボギー(+1) | 4 | 5 | 6 |
| ダブルボギー(+2) | 5 | 6 | 7 |
| トリプルボギー(+3) | 6 | 7 | 8 |
※「―」は通常の計算上成立しない欄です。
ホールインワンはどう数える?
場面:最初のキックがそのままカップへ
これはホールインワンです。スコアは当然「1」です。
ただし、「ホールインワン」は何打で入ったかを表す言葉なので、パーとの差はホールによって変わります。
| ホール | スコア | パーとの差 |
|---|---|---|
| PAR3でホールインワン | 1 | -2(イーグル) |
| PAR4でホールインワン | 1 | -3(アルバトロス) |
したがって、「ホールインワン=必ずイーグル」とは限りません。ここは「結果」と「パーとの差」を分けて考えると分かりやすいです。
一番重要|罰打もスコアに入る
場面:パー4を4回蹴ってカップイン。でも途中でOBが…
「じゃあパー?」とは限りません。途中でOBになり、1打罰を受けていたら、
FIFG現行規則では、スコアを記録するマーカーは、プレーヤーのキック数と課された罰打を記録します。つまり、スコアは「蹴った回数だけ」ではありません。キック数+罰打です。
罰打が付く具体的な場面は、OBやペナルティエリアの個別記事で詳しく解説します。
1ホールのスコアを計算してみよう
パー・キック数・罰打を選ぶと、そのホールのスコアと呼び名を表示します。スコアカードを付ける練習に使ってください。
1ホール スコア計算
スコア 4|パー(0)
4キック+罰打0=4
では18ホールのスコアはどう計算する?
各ホールのスコアを全部足します。1〜18番の数字を合計したものが、総打数(グロススコア)です。
| ホール | スコア |
|---|---|
| 1 | 4 |
| 2 | 3 |
| 3 | 5 |
| … | … |
| 18 | 4 |
FIFGのストロークプレーでは、各ホールを完了し、各ホールのスコアを記録します。JFGAの詳細規則も、公式記録になるのは各ホールの数値であり、大会本部が合計を確認するとしています。
「68」と「-7」は何が違う?
実際の大会結果を見ると、「61」の横に「-7」のような表示があります。これは別々のスコアではありません。
例えば2026年のJFGA中部オープンでは、第1ラウンドのコースパーが68。61で回った選手について、「61 / -7」と表示されています。
| 表示 | 意味 |
|---|---|
| 61 | 実際の総キック数 |
| -7 | パーに対して7打少ない |
プラス・マイナス表記を覚えよう
大会のリーダーボードでは、次の表示がよく使われます。
| 表示 | 意味 | 呼び方 |
|---|---|---|
| -5 | パーより5打少ない | 5アンダー |
| 0 | パーと同じ | イーブンパー |
| +4 | パーより4打多い | 4オーバー |
2026年JFGAジャパンツアーのリーダーボードでも、実際の総打数とパーに対するスコアが並んで表示されています。中部オープンでは2ラウンドのパー136に対し117で回った選手が-19と表示されています。
初心者向け|9ホールを一緒に計算してみよう
仮に9ホールが合計PAR 34だったとします。あなたの各ホールのスコアは次の通りです。
| Hole | Par | Score | 差 |
|---|---|---|---|
| 1 | 4 | 5 | +1 |
| 2 | 3 | 3 | 0 |
| 3 | 4 | 3 | -1 |
| 4 | 4 | 4 | 0 |
| 5 | 3 | 4 | +1 |
| 6 | 4 | 4 | 0 |
| 7 | 3 | 3 | 0 |
| 8 | 5 | 6 | +1 |
| 9 | 4 | 4 | 0 |
| 合計 | 34 | 36 | +2 |
パーとの差を足すと+2、実際のスコアを足すと36。したがって、36(+2)という表記になります。
※この表はスコア計算を説明するための蹴GOによる例です。
「バーディー2個、ボギー2個」ならイーブン?
基本的な計算ならそうです。
ただし、残りのホールがすべてパーだった場合という前提です。
イーグル1つとボギー2つなら?
やはりイーブンです。こう考えられるようになると、大会記事の「1イーグル、5バーディ、3ボギー」といった表現だけでも、その選手がどのようなラウンドをしたかイメージできるようになります。JFGAは2026年ワールドカップ女子最終ラウンドでも、この形式で選手の内容を伝えています。
スコアカードには何を書く?
正式なストロークプレーでは、各ホールのスコアを数字で記録します。例えば「4 / 3 / 5 / 4 / 4 …」です。
FIFG現行規則では、各プレーヤーには担当する「マーカー」が割り当てられ、キック数と罰打を管理します。各ホール終了後に確認し、ラウンド終了時には最終確認を行い、紙なら署名、電子スコアなら確定前にチェックします。
ここで重要なのは、各ホールの数字が正式な記録ということです。
「自分のスコアは自分で書く」の?
大会では必ずしもそうではありません。FIFG/JFGAのストロークプレーでは、通常、他のプレーヤーのスコアを管理するマーカーが割り当てられます。JFGA規則では次の仕組みです。
- マーカーがキック数・罰打を記録
- 各ホール終了後に確認
- 終了後に最終確認
- 紙なら署名
- 電子式なら確定前に確認
一般プレーでは施設のスコアカードやアプリなどを使う場合がありますので、その施設の方法に従ってください。
スコアを書き間違えたらどうなる?
大会へ出るなら重要です。JFGA現行詳細規則では、署名後に提出したスコアカードについて次のように扱われます。
| 提出したスコア | 扱い |
|---|---|
| 実際より少ない数字を書いた | 失格 |
| 実際より多い数字を書いた | 書かれた高い数字がそのまま有効 |
例えば実際は5打なのに「4」と提出すると問題です。だから大会では、ホールごとに確認することが重要になります。
「Par+10」というスコアもある
普通にプレーしているとあまり登場しませんが、正式ルールにはPAR+10という最大スコア扱いになる場面があります。
例えばFIFG現行規則では、ホールアウトせず、その誤りを次のティーまでに訂正しなかった場合、そのホールはPAR+10です。
途中棄権やスタート遅刻などでも、条件によってPAR+10が使われる規定があります。これは「10打で打ち止め」という意味ではありません。あくまで規則で指定された特定状況に適用される処置です。
初心者は「最大10打まで」と覚えないで
これはかなり大事です。フットゴルフには、「いっぱい蹴ったら10で終わり」という全国共通の単純ルールがあるわけではありません。
FIFGでは、未完了ホールなど特定の状況でPAR+10という規定があります。施設のレクリエーション利用では進行のため独自の上限を設けている可能性があります。その場合はローカルルールを優先してください。
ストロークプレーでは「少ない方が良い」
初心者が最初に覚えるスコア方式は、ストロークプレーで十分です。例えば、Aさんが67、Bさんが72なら、67のAさんの方が上です。
FIFGはストロークプレーについて、規定ラウンドの各ホールを完了し、最終的に最少の総キック数を競う形式として定めています。つまり、数字が小さいほど良い。これが基本です。
でも「ランキングポイント」は別物
JFGAのサイトを見ると、「465.54ポイント」のような数字もあります。これはプレーしたキック数ではありません。2026年JFGAシーズンランキングでは、大会成績に基づくランキングポイントが別に集計されています。
そのラウンドのキック数
パーに対するスコア
ランキング制度上のポイント
この3つは別物です。ここを混同しないようにしましょう。
ステーブルフォード方式だと、また数字が変わる
大会によってはストローク数そのものではなく、各ホールの結果をポイントへ換算する方式もあります。例えばJFGAのチーム日本一決定戦では、大会専用ステーブルフォード方式として次の独自方式が採用された例があります。
| 結果 | ポイント |
|---|---|
| アルバトロス | 6点 |
| イーグル | 4点 |
| バーディー | 2点 |
| パー | 0点 |
| ボギー | -1点 |
| ダブルボギー以上 | -2点 |
これは通常のストロークプレーのスコア計算ではなく、大会独自ルールです。初めてならまず、キック数+罰打を足すストロークプレーだけ覚えておけば大丈夫です。
マッチプレーでは「合計打数」を競わない
FIFGにはストロークプレー以外にマッチプレーもあります。これは基本的に、各ホールをどちらが取ったかで競う形式です。そのため、「18ホールの合計が何打だった?」だけでは勝敗を判断しません。
FIFGルールにもストロークプレーとマッチプレーが別形式として定められています。競技形式については別記事で詳しく扱います。
初心者はスコアを気にした方がいい?
場面:最初のラウンド。パー4に8打かかった
「向いてないのかな」と考える必要はありません。最初は、自分が何回蹴ったか数えるだけでも十分です。
1回目が8。次に同じようなホールで7。その次が6。スコアが分かると、自分がどう変わったかが見えるようになります。
一方で、初回から大会選手とスコアを比較する必要はありません。まず、正しく数えることから始めましょう。
初ラウンド向け|スコアの数え方3ステップ
| STEP | やること |
|---|---|
| STEP1|蹴るたびに+1 | 空振りも、ボールをプレーする意思を持った正式なキック動作ならカウントされます。 |
| STEP2|罰打があれば加える | OBなどで1打罰を受けたら+1します。 |
| STEP3|カップに入ったら合計を書く | 最終的な数字が、そのホールのスコアです。 |
スコアカードを見る練習
まず、スコア − パーを計算します。マイナスならアンダー、0ならパー、プラスならオーバーです。
| スコアカード | 計算 | 読み方 |
|---|---|---|
| PAR 4 / SCORE 3 | 3 − 4 = -1 | バーディー |
| PAR 3 / SCORE 3 | 3 − 3 = 0 | パー |
| PAR 5 / SCORE 7 | 7 − 5 = +2 | ダブルボギー |
よくある質問
フットゴルフのスコアはどう数えますか?
基本は、1ホールで実際に行ったキック数に、そのホールで受けた罰打を加えます。ストロークプレーでは各ホールの数字を合計し、少ない総スコアを競います。
パーとは何ですか?
そのホールを終了するために設定された基準となるキック数です。FIFG現行規則では、各ホールのパーは3〜5です。
バーディーとは何ですか?
パーより1打少ないスコアです。例えばパー4を3打で終えればバーディーです。JFGAの2026年公式大会記事でもバーディーという表現が使われています。
ボギーとは何ですか?
パーより1打多いスコアです。パー4なら5打がボギーです。JFGAも大会結果の公式記事でボギーという表現を使用しています。
「-5」と書いてあるのは何ですか?
その時点までの合計が基準パーより5打少ないという意味です。実際のJFGA大会リーダーボードでも、総打数とパーに対するプラス・マイナスが併記されています。
罰打もスコアに入りますか?
入ります。FIFG/JFGA規則では、キック数とペナルティを記録してスコアを確定します。
何打以上になったら打ち止めですか?
全国共通で単純に「10打まで」という規則ではありません。正式競技では、未完了ホールなど特定の状況にPAR+10が適用される規定があります。一般利用で独自の上限がある場合は施設のローカルルールを確認してください。
まとめ|「蹴った数+罰打」、あとはパーと比べるだけ
フットゴルフのスコアは、難しくありません。まず、実際に蹴った回数+罰打を数える。次に、それをパーと比べます。
| パーと比べて | 呼び方 |
|---|---|
| 3少ない | アルバトロス |
| 2少ない | イーグル |
| 1少ない | バーディー |
| 同じ | パー |
| 1多い | ボギー |
| 2多い | ダブルボギー |
そしてラウンド全体では、各ホールのスコアを全部足す。これがストロークプレーの基本です。
例えばコースパー68を61で回れば、61(-7)と読めます。実際の2026年JFGAジャパンツアーでも、この形式でリーダーボードが表示されています。
最初はバーディーを狙う必要はありません。まず、「自分はこのホールを何回で入れた?」を数えてみる。そこからフットゴルフのスコアが分かるようになります。
次にコースへ行ったら、ぜひスコアカードを付けながら回ってみてください。
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参考・確認資料
- FIFG|Rules of the Game / Rulebook 2025 — パー3〜5、ストロークプレー、スコア記録、罰打、PAR+10等の現行公開規則(https://www.footgolf.sport/footgolf-rules/)
- JFGA|2025フットゴルフ規則 — 2026年9月29日時点でJFGAが公開している詳細日本語規則。スコアカード、マーカー、罰打、提出後のスコア誤り等(JFGA公式サイト)
- JFGA|基本ルール — 初心者向けの基本的なプレー・スコアカード案内(JFGA公式サイト)
- JFGA|中部オープン2026 リーダーボード — パー68、ラウンドスコア、アンダー・オーバー表示の実例(JFGA公式サイト)
- JFGA|FIFGワールドチャンピオンシップ2026女子個人戦 — イーグル、バーディー、ボギー、アンダーパーの現在の使用例(JFGA公式サイト)
- JFGA|フットゴルフチーム日本一決定戦 — 大会専用ステーブルフォード方式の例(JFGA公式サイト)
- USGA|Golf Terminology — バーディー1アンダー、イーグル2アンダー、アルバトロス3アンダーなどゴルフ由来のスコア用語(USGA公式サイト)


