フットゴルフワールドカップの歴史|第1回から現在まで

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フットゴルフワールドカップの歴史|第1回から現在まで

2012年、ハンガリー。まだ国際競技として歩き始めたばかりのフットゴルフに、各国の選手が集まりました。

確認日:2026年10月6日

このページでたどる時代

フットゴルフ世界大会の歴史。古いスクラップブックのページをめくると現在の芝生が現れる表紙イメージ
2012 → 2026イメージスクラップブックをめくるように、大会規模とカテゴリーの広がりを見ていく

この歴史を音声で聞く

そこから、

  • アルゼンチン
  • モロッコ
  • アメリカ
  • 2026年のメキシコ・アカプルコ

へ。世界大会は回を重ねるごとに規模を広げ、競技カテゴリーも変化してきました。

日本にとっても、開催予定だった2020年大会の中止、そして、2023年の女子団体世界一という大きな出来事があります。(出典:JFGA)

では、フットゴルフの世界大会はどのように変わってきたのでしょうか。

この記事では、FIFGの歴代大会記録・Championsアーカイブ・大会公式資料とJFGA資料を中心に、2012年の第1回大会から2026年の第5回大会までを時系列でたどります。

この記事で分かること

  • 2012年から2026年まで、5回の世界大会の開催国と規模
  • 歴代の個人・団体世界王者
  • 2020年日本大会の延期と中止
  • 2023年の日本女子団体世界一と、2026年の日本勢の結果
  • 資料によって数字が異なる部分と、蹴GOでの扱い方

2012–2026

まず結論|世界大会は2026年までに5回開催

2026年10月6日時点で、FIFGの公式記録から確認できる大会は次の5回です。

回年開催国FIFG現行歴代記録男子個人王者
第1回2012ハンガリー79選手・8か国Béla Lengyel
第2回2016アルゼンチン227選手・26か国Christian Otero
第3回2018モロッコ503選手・33か国Matias Perrone
第4回2023アメリカ972選手・39か国Bence Bacskai※
第5回2026メキシコ1,240選手・60か国超Florian Warsemann
FACT|確認できる事実

FIFGの2026年大会公式サイトは、過去4大会を2012年79選手・8か国、2016年227選手・26か国、2018年503選手・33か国、2023年972選手・39か国と記録しています。2026年大会は公式トップページで「60+ Nations」「1,240 Players」と表示されています。(出典:FIFG)

SOURCE NOTE|※選手名の表記

FIFGのChampionsページでは2023年男子王者がBence Backskaiと表記されていますが、2026年FIFG公式RosterなどではBence Bacskai表記です。本記事では後者を使用します。(出典:FIFG)

2012年ハンガリー、2016年アルゼンチン、2018年モロッコ、2023年アメリカ、2026年メキシコの5大会を一本の道と旗で示した図解イメージ
5 TOURNAMENTS図解イメージハンガリー → アルゼンチン → モロッコ → アメリカ → メキシコ。2026年までに5回開催

「World Cup」と「World Championship」はどう違う?

2012〜2023年FootGolf World Cupという名称が主に使われてきました。
2026年大会の公式名称は、FIFG FootGolf World Championshipです。
SOURCE NOTE|資料を読むときの注意

ただしFIFGの現在の歴代王者ページでは、2026年の王者も2012年以降と同じWORLD CUPSの一覧に掲載されています。(出典:FIFG)

KERI-GO NOTE|蹴GOによる整理

そのため蹴GOでは、同じFIFG世界大会シリーズの歴史としてまとめ、2026年については正式名称に合わせて「World Championship」とも表記します。

TOURNAMENT 01 / 05

2012

2012年|ハンガリーで第1回世界大会

RECORD CARD|第1回 World Cup

開催国ハンガリー
選手数79
国数8
男子個人王者Béla Lengyel

選手数・国数はFIFGの現在の歴代大会公式記録、王者はFIFG現行Championsアーカイブによる

2012年ハンガリー、第1回World Cupの記録をスクラップブック風にまとめたイメージ。選手数79名(FIFG現行公式記録)、参加国8か国
2012資料イメージ第1回World Cup。大会開催中にFIFGが設立された(写真風の部分はイメージで、大会の写真ではありません)

フットゴルフの世界大会史は、2012年6月のハンガリーから始まります。

この大会は、第1回World Cupというだけではありません。

FIFG公式によると、2012年6月3日、第1回World Cup開催中に、ブダペスト近郊でFIFGが設立されました。

つまり、

世界大会と現在の国際統括団体が、同じ時期に誕生した

ことになります。

第1回はFIFG現行記録で79選手・8か国

2026年大会公式サイトに掲載された現在のFIFG歴代記録は、79選手・8か国です。(出典:FIFG)

SOURCE NOTE|資料を読むときの注意

ただし、第1回大会の人数は古い資料や二次資料で異なる数字も見られます。

そのため蹴GOでは、「FIFGの現在の歴代大会公式記録では79選手・8か国」と出典を限定します。

77、126など別数字がある点は、次の「第1回World Cup」単独記事で資料ごとに整理します。

初代男子世界王者はBéla Lengyel

FIFGの現行Championsアーカイブでは、Béla Lengyel(ハンガリー)が2012年男子個人世界王者として記録されています。(出典:FIFG)

現在の王者一覧で2012年に掲載されているのは男子個人です。

後の大会で登場する、Women、Senior、Senior Plus、女子・シニアの国別団体などは、まだこの第1回の王者一覧には現れません。

2012年の意味|競技から「国際競技」へ

2008〜2009年のオランダでは、FootGolfそのものを競技として形にする動きが進みました。

2012年になると、複数の国から選手が集まり、世界王者を決め、その場でFIFGも設立されます。

KERI-GO NOTE|蹴GOによる整理

蹴GOの歴史シリーズとして見ると、

2008〜2009年 → 遊びから競技へ
2012年 → 競技から国際スポーツへ

という大きな転換になります。

TOURNAMENT 02 / 05

2016

2016年|アルゼンチンで第2回大会

RECORD CARD|第2回 World Cup

開催国アルゼンチン
選手数227
国数26
男子個人王者Christian Otero

選手数・国数はFIFGの現在の公式記録、王者はFIFG現行Championsアーカイブによる

2016年アルゼンチン大会の記録をスクラップブック風にまとめたイメージ。選手数227名、参加国26か国
2016資料イメージFIFGの現行王者一覧で最も早く掲載される国別団体王者は、2016年のUSA(写真風の部分はイメージです)

第2回World Cupは、2016年1月、アルゼンチンで開催されました。

FIFGの現在の公式記録では、227選手・26か国です。(出典:FIFG)

ここでは開催日を「1月」としています。

SOURCE NOTE|開催日の範囲

というのも、当時資料では、1月7〜10日とする事前告知がある一方、歓迎行事・練習日などを含める資料では日付の範囲が異なるためです。

当時のHaggin Oaksの大会案内では、1月6日がWelcome Dinner、7日がPractice Day、8〜10日が競技日として掲載されています。(出典:Haggin Oaks)

したがって、「大会の全日程は必ず○日〜○日」とはこの記事では固定しません。

2016年|国別団体戦の王者が記録される

FACT|確認できる事実

FIFGの現在のChampionsページでは、2016年の団体王者として、USA/Menが掲載されています。(出典:FIFG)

また当時の大会事前案内にもTeams CompetitionとMatch Play Final Teams Competitionが予定されていたことを確認できます。(出典:Haggin Oaks)

KERI-GO NOTE|蹴GOによる整理

旧資料では「最初の国別団体王者」という説明もありますが、今回の記事では確認できた公式記録を優先し、

FIFGの現行王者一覧で最も早く掲載される国別団体王者は、2016年のUSA

とします。

男子個人王者はChristian Otero

2016年男子個人の世界王者は、Christian Otero(アルゼンチン)です。

FIFG現行Championsアーカイブで確認できます。(出典:FIFG)

SOURCE NOTE|資料を読むときの注意

前稿ではアルゼンチン協会資料からスコア詳細まで掲載していましたが、今回は原典を再確認できなかったため、優勝者というFIFG公式で裏付けられる範囲に絞ります。

TOURNAMENT 03 / 05

2018

2018年|第3回大会はモロッコ

RECORD CARD|第3回 World Cup

開催国モロッコ
選手数503
国数33
男子個人王者Matias Perrone

選手数・国数はFIFGの現在の歴代公式記録。国数は当時報道に32/33か国の資料差あり

2018年モロッコ大会の記録をまとめた図解イメージ。選手数503名、参加国33か国(当時報道では32か国の記録も混在)
2018図解イメージFIFGの現在の歴代王者一覧では、この年からWomenとSeniorの世界王者が記録されている

第3回World Cupは、2018年12月、モロッコ・マラケシュで行われました。

JFGAは会場を、アル・マーデンの2コースとモンゴメリーと紹介しています。(出典:JFGA)

FIFGの現在の歴代公式記録は、503選手・33か国です。(出典:FIFG)

2018年の「32か国/33か国」は資料によって違う

この大会は国数の記録に注意が必要です。

資料記録
JFGAの2018年12月11日付の現在の公式ページ本文33カ国・450名以上
同日付のサッカーキング記事32カ国・450名以上
現在のJFGA「フットゴルフとは?」33カ国・約500名
FIFGの現在の歴代記録503選手・33か国
SOURCE NOTE|資料を読むときの注意

そのため蹴GOでは、現在のFIFG公式記録=503選手・33か国を早見表の基準とし、当時報道には32/33か国という資料差があることを残します。(出典:JFGA/サッカーキング/FIFG)

2018年|初代女子個人世界王者が誕生

2018年大会で大きく変わったのが、女子カテゴリーです。

FACT|確認できる事実

Guinness World Recordsは、Sophie Brown(イギリス)が2018年12月16日、FIFG World Cup初の女子優勝者になったと記録しています。(出典:Guinness World Records)

FIFGの現行王者一覧でも、Sophie Brown/Women/England/2018と掲載されています。(出典:FIFG)

2018年からSenior王者も王者一覧に登場

FIFG現行Championsアーカイブでは、2018年から、

  • Women:Sophie Brown
  • Senior:Stefano Grigolo

が掲載されています。

男子個人王者は、Matias Perrone(アルゼンチン)です。(出典:FIFG)

SOURCE NOTE|資料を読むときの注意

「2018年に初めて3カテゴリーを表彰した」という旧Players' Guide由来の記述は、今回原典を再確認できなかったため外します。

代わりに、FIFGの現在の歴代王者一覧では、2018年からWomenとSeniorの世界王者が記録されているという確認可能な表現に変更します。

団体男子はフランス

FIFGの現在のChampions一覧では、2018 Team World Champion:France/Menです。(出典:FIFG)

フランス男子はその後、2023年、2026年も優勝し、2026年大会で3大会連続の団体世界タイトルを達成しました。(出典:FIFG)

NOT HELD

2020

2020年|本来は日本で第4回大会が行われる予定だった

開催されず 2021年へ延期 → 2021年1月28日に中止決定。このカードには大会記録がありません。
2020年日本大会の開催延期、そして中止を、曇り空の下のモノクロのコースで表したイメージ
2020イメージ開催延期、そして中止へ(コースの写真はイメージで、予定されていた会場の写真ではありません)

第4回World Cupは当初、2020年、日本で開催される予定でした。

JFGAは2019年9月、開催コースを、栃木県さくら市のセブンハンドレッドクラブと発表しています。(出典:JFGA)

これは「日本で開催が決定していた」という歴史上の事実です。

ただし、実際に大会が開催されたわけではありません。

延期後、2021年1月28日に中止決定

FACT|確認できる事実

新型コロナウイルス感染拡大の影響で、World Cup日本大会は2021年へ延期されました。

JFGAの現在の説明では、2021年9月末へ延期された後、2021年1月28日、FIFG総会の決議によって中止となったとされています。(出典:JFGA|フットゴルフとは?)

したがって、「2020年に日本で第4回World Cupが開催された」は誤りです。

実際の第4回大会は、2023年のアメリカ大会となりました。(出典:JFGA)

TOURNAMENT 04 / 05

2023

2023年|アメリカで第4回World Cup

RECORD CARD|第4回 World Cup

開催国アメリカ
選手数972
国数39
男子個人王者Bence Bacskai※

選手数・国数はFIFGの現在の歴代記録(JFGAは大会終了時に39か国・971名と報告)。※表記については結論の注記を参照

2023年アメリカ大会。日本女子が初代女子団体世界王者になったこと、三浦尚子の女子個人3位、日本男子の初の団体ベスト8を伝えるイメージ
2023イメージ日本女子が初代女子団体世界王者に。三浦尚子は女子個人3位、日本男子は初の団体ベスト8

第4回World Cupは、2023年5月末〜6月上旬に、アメリカ・フロリダ州レイク・ブエナビスタ周辺で開催されました。

JFGAはエバーモア・ゴルフリゾートとウォルト・ディズニー・リゾートを会場として報告しています。(出典:JFGA)

SOURCE NOTE|選手数に1人の差

FIFGの現在の歴代記録では、972選手・39か国。(出典:FIFG)

一方、JFGAは大会終了時に、39か国・971名と報告しています。(出典:JFGA)

1人の差があるため、FIFG現行公式記録では972選手と出典を限定します。

2023年の個人世界王者

FACT|確認できる事実

FIFGの現行Championsページでは、

  • Men:Bence Bacskai(ハンガリー)
  • Women:Lucia Cermakova(スロバキア)
  • Senior:Jan Aksel Odden(ノルウェー)

が2023年王者として記録されています。

なおFIFG Championsページでは男子王者を「Backskai」と表記していますが、他のFIFG公式資料では「Bacskai」です。(出典:FIFG)

2023年|女子団体戦が初めて行われ、日本が初代世界王者に

日本にとって大きな出来事が、女子団体戦です。

FACT|確認できる事実

JFGA公式は、4回目のWorld Cupで女子団体戦が開催されるのはこれが初と明記しています。

日本は決勝でスロバキアを2-1で破り、初代女子団体世界王者になりました。(出典:JFGA)

FIFGの現行王者一覧でも、Japan/2023/Womenと記録されています。(出典:FIFG)

日本男子も初の団体ベスト8

JFGAによると、日本男子は2023年団体戦でグループリーグを突破し、初のベスト8へ進出しました。

準々決勝ではアルゼンチンに3-4で敗れています。(出典:JFGA)

2023年|三浦尚子が女子個人3位

日本女子は団体だけではありません。

三浦尚子が女子個人で、3位に入りました。

プレーオフを経て、通算10アンダーで3位とJFGAが報告しています。(出典:JFGA)

この記録は、3年後の2026年にも並ばれます。

TOURNAMENT 05 / 05

2026

2026年|第5回大会はメキシコ・アカプルコ

RECORD CARD|第5回 FIFG FootGolf World Championship

開催国メキシコ
選手数1,240
国数60+
男子個人王者Florian Warsemann

選手数・国数は2026年大会公式サイトの表示(60+ Nations/1,240 Players)による

2026年メキシコ・アカプルコ大会の記録をまとめたイメージ。選手数1,240名、参加国60か国超、大会公式名称にWorld Championshipを使用
2026イメージメキシコ・アカプルコ。個人戦は4カテゴリー、フランス男子は団体3大会連続優勝(コースの画像はイメージで、会場の写真ではありません。各記録は本文を基準にしてください)

最新大会は、2026 FIFG FootGolf World Championshipです。

開催地は、メキシコ・アカプルコ。

会期は、2026年5月27日〜6月7日。

個人World Championshipが5月27日〜6月1日。Team World Championshipが6月2日〜7日です。(出典:FIFG)

会場は、

  • Turtle Dunes Country Club
  • Tres Vidas Golf Club

の2コースでした。(出典:FIFG)

2026年|公式サイトは「60か国超・1,240選手」

FIFG大会公式トップページには、60+ Nations、1,240 Playersと掲載されています。(出典:FIFG)

SOURCE NOTE|集計単位の違い

大会前の公式発表では、60 nationalities・48 federations・1,200人超という表現も使われています。(出典:FIFG)

「国」「国籍」「加盟連盟」など集計単位が異なるため、2026年大会公式サイトでは「60か国超・1,240選手」と主体を明示して扱います。

2026年|個人戦は4カテゴリー

2026年の個人世界王者は、

カテゴリー世界王者
MenFlorian Warsemann(フランス)
WomenLucia Cermakova(スロバキア)
SeniorCristian Fernández(アルゼンチン)
Senior PlusSergio Toth(アルゼンチン)

です。(出典:FIFG)

FIFGの歴代王者一覧では、Senior PlusのWorld Cup王者は2026年から掲載されています。(出典:FIFG)

女子個人はLucia Cermakovaが連覇

2026年女子個人王者は、Lucia Cermakova。

2023年に続く2大会連続優勝です。(出典:FIFG)

2位はIzabella Ujvári。

3位は、日本の阿久津里奈でした。(出典:FIFG)

阿久津里奈の3位は日本女子歴代最高タイ

JFGAは阿久津里奈の女子個人3位を、日本人歴代タイ記録としています。(出典:JFGA)

2023年には三浦尚子が3位。

2026年には阿久津里奈が3位。

つまり日本女子は、

2大会連続で個人トップ3に入った

ことになります。(出典:JFGA)

2026年団体|フランス男子が3大会連続世界一

男子団体は、フランスが優勝。

2018、2023、2026と3大会連続の世界タイトルです。

FIFGも2026年大会終了記事で、third consecutive world titleと報告しています。(出典:FIFG)

Senior団体はアルゼンチンが連覇

Senior団体の王者は、アルゼンチン。

2023年に続く2大会連続優勝です。

FIFGの歴代王者一覧でも、2023・2026のSenior Team ChampionとしてArgentinaが掲載されています。(出典:FIFG)

女子団体はフランス、日本は3位

2026年女子団体では、フランスが優勝。

日本は準決勝でスペインに敗れた後、3位決定戦でトルコを3-0で破り、3位になりました。(出典:FIFG)

2023年優勝。2026年3位。

日本女子は2大会連続で団体表彰台に立っています。

日本男子は2026年に個人歴代最高位

JFGAによると、高田流我が男子個人8位タイとなり、日本人男子の歴代最高位を記録しました。(出典:JFGA)

日本代表の全成績は別記事で扱いますが、World Cup史における日本の位置づけとして重要な結果です。

2012–2026

大会を並べると「タイトルの広がり」が見える

世界大会の歴史は、参加者が増えただけではありません。

FIFGの現行王者記録を追うと、次の変化が確認できます。(出典:FIFG)

  1. 2012ハンガリーで第1回大会男子個人
  2. 2016アルゼンチンで第2回大会男子個人+男子団体王者を記録
  3. 2018モロッコで第3回大会Women・Senior個人王者が登場
  4. 2020日本で開催予定だった大会は延期後、中止開催されず
  5. 2023アメリカで第4回大会Men・Senior・Women団体王者
  6. 2026メキシコで第5回大会Senior Plus個人王者も登場
2012年から2026年まで、大会ごとに世界王者が記録されているカテゴリーをチェック表で示した図解イメージ
CATEGORIES図解イメージ世界一を競うカテゴリーの広がり(FIFG現行王者一覧に記録がある年を示したもの)
年Men個人Men団体Women個人Senior個人Senior団体Women団体Senior Plus個人
2012●――――――
2016●●―――――
2018●●●●―――
2023●●●●●●―
2026●●●●●●●

●=FIFGの現行王者一覧に世界王者の記録がある年(濃い緑は、その一覧に初めて登場する年)。下の歴代王者表をもとにした蹴GOによる整理です。

つまり、

世界一を競うカテゴリーそのものが広がってきた

歴史でもあります。

歴代個人世界王者

FIFGの現行Championsアーカイブを整理すると、次の通りです。

年MenWomenSeniorSenior Plus
2012Béla Lengyel(ハンガリー)―――
2016Christian Otero(アルゼンチン)―――
2018Matias Perrone(アルゼンチン)Sophie Brown(イングランド)Stefano Grigolo(イタリア)―
2023Bence Bacskai(ハンガリー)Lucia Cermakova(スロバキア)Jan Aksel Odden(ノルウェー)―
2026Florian Warsemann(フランス)Lucia Cermakova(スロバキア)Cristian Fernández(アルゼンチン)Sergio Toth(アルゼンチン)

FIFG現行王者一覧に基づきます。(出典:FIFG)

歴代団体世界王者

年MenSeniorWomen
2016USA――
2018France――
2023FranceArgentinaJapan
2026FranceArgentinaFrance

こちらもFIFGの現行Championsアーカイブによる記録です。(出典:FIFG)

この表を見ると、男子フランス、Seniorアルゼンチンが近年連覇していることが分かります。

SOURCE NOTE|資料を読むときの注意

ただし大会回数自体がまだ少ないため、「絶対的な強豪国」などと長期的な勢力図を断定するのは避けます。

World Cupの規模はどう変わった?

FIFGの現在の大会公式記録を基準にすると、

年選手数国数
2012798
201622726
201850333
202397239
20261,24060+

です。(出典:FIFG)

第1回より大幅に大きな大会になっていることは確認できます。

2012年の8か国・79選手から2026年の60か国超・1,240選手へ。大会参加者数は世界全体の競技人口ではないという注意書きを添えたイメージ
2012 / 2026イメージこの数字が示しているのは、FIFG世界大会そのものの規模。世界全体の競技人口ではありません
SOURCE NOTE|資料を読むときの注意

しかし、

  • 登録者数。
  • 実出場者数。
  • 個人・団体のカテゴリー。
  • 参加資格。
  • 国と加盟連盟の数え方。

は大会ごとに同じではありません。

したがって、「世界のフットゴルフ競技人口が○倍になった」とは言えません。

この数字が示しているのは、FIFG世界大会そのものの規模です。

「World Cupの参加人数=世界の競技人口」ではない

例えば2026年に1,240選手が大会へ登録・参加したとしても、それだけから、「世界の競技人口は○人」とは求められません。

世界大会への参加には、

  • 代表枠
  • ランキング
  • 資格
  • World Tour制度
  • 渡航費
  • 開催場所

などの条件があります。

蹴GOでは、世界大会参加者数と、世界全体の競技人口を混同しません。

World Cupは何年ごと?

開催年は、

  1. 2012
  2. 2016
  3. 2018
  4. 2023
  5. 2026

です。

一定間隔ではありません。

特に2018年から2023年までの間には、日本で予定されていた2020年大会の延期・中止があります。(出典:JFGA)

したがって、「FootGolf World Cupは必ず○年ごと」とは、これまでの開催実績からは言えません。

2012年と2026年は大会の中身も違う

第1回と最新大会を、参加人数だけで比較するのも適切ではありません。

2026年には、Men、Women、Senior、Senior Plusの個人タイトルがあり、さらにMen・Senior・Womenの国別団体王者も記録されています。(出典:FIFG)

つまり、

大会規模だけでなく、競うカテゴリーの構成自体が変化してきた

ということです。

2026年団体戦|グループステージから決勝へ

2026年Team World Championshipは、グループステージの後、

  1. Round of 16
  2. Quarterfinals
  3. Semifinals
  4. Final

と進む構成でした。(出典:FIFG)

個人戦とは異なり、国対国の勝ち上がりを見ることができるのも団体戦の特徴です。

大会形式は今後変更される可能性があるため、各大会の記事ではその時点の公式ルールを確認します。

初心者がWorld Cup史で混同しやすい6つ

World Cup史で混同しやすい6つの点を、質問と答えの形で並べた図解イメージ
CHECK図解イメージ混同しやすい6つ。図は要点のみなので、詳しい条件は下の本文を基準にしてください

1World Cupは毎年開催されている

違います。

開催されたのは、2012、2016、2018、2023、2026です。(出典:FIFG)

22020年に日本でもWorld Cupが開催された

開催予定でしたが、実際には開催されていません。

2021年へ延期後、中止となりました。(出典:JFGA)

3最初から女子・Seniorの世界王者がいた

FIFGの現在の王者一覧では、WomenとSeniorは2018年から掲載されています。

Sophie BrownはGuinness World RecordsでもFIFG World Cup初の女子優勝者として確認できます。(出典:Guinness World Records)

4団体王者も2012年から記録されている

FIFGの現在の歴代団体王者一覧で最初に掲載されるのは、2016年のUSA男子です。(出典:FIFG)

5女子団体戦は2023年より前から行われていた

JFGAによると、World Cupで女子団体戦が開催されたのは2023年が初めてです。

日本がスロバキアを破り、初代女子団体世界王者となりました。(出典:JFGA)

62026年も大会名は「World Cup」だけ

2026年公式大会サイトでは、FIFG FootGolf World Championshipという名称が使われています。

一方、FIFGの歴代Championsページでは2026年王者もWORLD CUPSの一覧に含まれています。(出典:FIFG)

よくある質問

Q. 第1回フットゴルフWorld Cupはいつですか?

2012年6月、ハンガリーです。FIFGの現在の歴代大会記録では79選手・8か国です。選手数は古い資料で異なる数字もあるため、79という数字には「FIFG現行公式記録では」と付けるのが安全です。

Q. 初代男子世界王者は誰ですか?

ハンガリーのBéla Lengyelです。FIFGの現行Championsアーカイブで2012年王者として記録されています。

Q. 初代女子世界王者は誰ですか?

2018年モロッコ大会のSophie Brownです。Guinness World RecordsもFIFG World Cup初の女子優勝者として記録しています。

Q. 日本でWorld Cupが開催されたことはありますか?

実際にはありません。2020年に栃木県さくら市のセブンハンドレッドクラブで開催予定でしたが、延期後に中止となりました。

Q. 日本はWorld Cupで優勝したことがありますか?

あります。2023年の女子団体戦で日本代表がスロバキアを破り、初代女子団体世界王者になりました。

Q. 日本女子は個人戦で表彰台に入ったことがありますか?

あります。2023年に三浦尚子が3位、2026年に阿久津里奈が3位となり、2大会連続で日本女子が個人トップ3に入っています。JFGAは阿久津の3位を日本人歴代タイ記録としています。

Q. 最新の世界大会はいつですか?

2026年5月27日〜6月7日に、メキシコ・アカプルコで第5回FIFG FootGolf World Championshipが開催されました。大会公式サイトでは60か国超・1,240選手と掲載されています。

まとめ|World Cupの歴史は、世界大会そのものが変化してきた歴史

2012年。ハンガリーで第1回大会。FIFG現行公式記録では、79選手・8か国。初代男子王者は、Béla Lengyel。(出典:FIFG)

2016年。アルゼンチン。Christian Oteroが男子個人王者となり、FIFGの現行王者一覧にはUSA男子が団体王者として登場します。(出典:FIFG)

2018年。モロッコ。FIFG現行記録では503選手・33か国。Sophie Brownが初代女子World Cup王者となり、Senior王者もFIFG一覧に登場します。(出典:FIFG)

その後、日本で予定されていた大会は新型コロナウイルスの影響で中止となりました。(出典:JFGA)

2023年。アメリカ。FIFG現行記録では972選手・39か国。そして日本女子代表が、初代女子団体世界王者になります。(出典:FIFG)

2026年。メキシコ・アカプルコ。大会公式サイトでは、60か国超・1,240選手。

  • 個人ではSenior Plusまで含む4カテゴリーの王者が誕生。
  • 男子団体はフランスが3大会連続優勝。
  • Senior団体はアルゼンチンが連覇。
  • 日本女子は団体3位。
  • 阿久津里奈は女子個人3位。
  • 高田流我は男子個人8位タイで、日本男子歴代最高位となりました。

(出典:FIFG)

こうして並べると、World Cupの歴史は、参加者が増えた歴史だけではありません。

世界一を競うカテゴリーと、国際大会としての形そのものが広がってきた歴史

でもあります。

そして日本も、

2020年の開催予定国、2023年の初代女子団体世界王者、2026年の連続表彰台と男子歴代最高位を、石段を一段ずつ上がる形で表したイメージ
2020 → 2026イメージ世界大会史の中の日本の歩み(「強豪国」といった評価は本記事では断定しません)
  1. 開催予定国
  2. 参加国
  3. 女子団体世界王者
  4. 個人・団体で表彰台に立つ国

へと、世界大会史の中に記録を残しています。

次に詳しく見るなら、第1回フットゴルフ・ワールドカップ|2012年ハンガリーで何が起きた?です。

第1回大会の選手数に複数の記録がある理由。参加国。Béla Lengyel。大会とFIFG設立の関係。

そこまで掘り下げると、FootGolfが「世界大会を持つスポーツ」になった瞬間がさらに見えてきます。

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ARCHIVE 01第1回フットゴルフ・ワールドカップ|2012年ハンガリーで何が起きた?79・77・126など資料によって異なる選手数も含め、第1回大会を詳しく検証します。
ARCHIVE 02FIFGとは?国際フットゴルフ連盟の歴史と役割World Cupを支える国際統括制度を確認します。
ARCHIVE 03日本のフットゴルフの歴史2020日本大会計画や国内普及を、日本側の時系列で追います。
ARCHIVE 04フットゴルフ日本代表の歴史各World Cupの日本代表と成績を整理します。

ARCHIVE SOURCES

参考・確認資料

FIFG公式資料

  • FIFG|FootGolf World Championship Acapulco 20262012・2016・2018・2023年の開催国、選手数、国数と、2026年の大会規模を確認。(FIFG公式サイト)
  • FIFG|World Cup / Champions2012〜2026年の個人・団体世界王者を確認。
  • FIFG|France and Argentina Conquer Acapulco 20262026年の個人王者・団体戦結果、フランス男子3連覇などを確認。

JFGA公式資料

  • JFGA|フットゴルフW杯開幕(2018年12月11日)2018年会場と、JFGA現行ページ上の33か国・450名以上という記録を確認。
  • JFGA|FootGolf World Cup 2020日本大会開催コース決定セブンハンドレッドクラブでの開催決定を確認。
  • JFGA|フットゴルフとは?2020日本大会の延期と2021年1月28日の中止決定を確認。(JFGA公式ページ)
  • JFGA|2023 World Cup大会総括39か国・971名、日本男子初ベスト8、三浦尚子3位などを確認。
  • JFGA|日本代表女子が初代世界一2023年が女子団体戦初開催で、日本が初代世界王者となったことを確認。
  • JFGA|World Championship 2026全日程終了女子団体3位、阿久津里奈3位、高田流我8位タイを確認。

同時代の報道・資料

  • サッカーキング|フットゴルフW杯開幕(2018年12月11日)同日記事で32か国・450名以上という異なる記録を確認。
  • Haggin Oaks|2016年大会案内2016年大会の日程(Welcome Dinner、Practice Day、競技日)と、Teams Competitionの予定を確認。

補足的な資料

  • Guinness World Records|First FIFG FootGolf World Cup winner (female)Sophie Brownが2018年に初代女子World Cup王者となったことを確認。

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