日本のフットゴルフの歴史|2014年のJFGA設立から世界一・2026年まで
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日本のフットゴルフの歴史|2014年から現在まで
2014年、日本にフットゴルフを組織的に普及・運営する団体が誕生しました。そこから約12年。国内大会が始まり、日本代表がWorld Cupへ出場し、日本で国際大会が開かれ、一度はWorld Cup日本開催まで決まりました。日本のフットゴルフがどのように現在まで発展してきたのかを、JFGA・FIFG・当時の大会資料などを照合しながら時系列でたどります。
- 2014 JFGA設立
- 国内大会の開始
- 世界大会への挑戦
- 日本で国際大会
- W杯日本開催計画と中止
- 女子団体世界一
- 2026年の現在
確認日:2026年10月7日
音声で聞く|日本フットゴルフの12年
記事の内容を音声でまとめた解説です。年・大会名・成績などの正確な情報は、本文の記載を基準にしてください。OVERVIEWまず結論|日本のフットゴルフ史は4つの段階で見ると分かりやすい
日本のフットゴルフの歩みは、大きく次の4段階に分けると理解しやすくなります。
- 2014〜2015JFGA設立、国内大会を始める
- 2016〜2018World Cup参加、国内で国際大会開催
- 2019〜2021World Cup日本開催へ進むがCOVID-19で中止
- 2023〜2026女子団体世界一、アジアでのタイトル、ランキング・ジュニアなど競技基盤が拡大
特に大きな節目は次の7つです。
- 2014年2月 JFGA設立
- 2014年11月 FIFG加盟
- 2016年 World Cupへ日本代表初参加
- 2017年 軽井沢で国際大会開催
- 2020/2021年 World Cup日本開催計画・中止
- 2023年 日本女子代表が世界一
- 2026年 世界大会で男女・世代をまたいだ国際挑戦
「日本のフットゴルフは2014年に始まった」と断定していい?
最初にここを整理しておきます。この記事は、「日本国内で2014年以前に、誰もサッカーボールを使ったゴルフ的な遊びをしていなかった」と証明する記事ではありません。
確認できるのは、現在の日本のフットゴルフ競技へ直接つながる組織的な歴史が、2014年の日本フットゴルフ協会設立から明確に追えるということです。
そのため蹴GOでは、日本の現代フットゴルフ史の基準点を2014年に置いてたどります。
REGION日本を地域から見る|この記事に出てくる場所
日本のフットゴルフの12年を、まず「場所」から眺めてみます。この記事の本文に登場する国内の場所は、関東と中部の2地域にあります。
地域を選ぶと、その地域の出来事へ移動します。点線の地域は、この記事では扱っていません(コースの有無を示すものではありません)。
- 北海道この記事では掲載なし
- 東北この記事では掲載なし
- 関東2014・2019の舞台
- 中部2017の舞台
- 近畿この記事では掲載なし
- 中国この記事では掲載なし
- 四国この記事では掲載なし
- 九州・沖縄この記事では掲載なし
関東KANTO
2014年4月14日、「第1回フットボールゴルフジャパンオープン」の会場。JFGA設立後、最初の大会が開かれた場所です。
2019年9月、第4回FootGolf World Cup日本大会の開催コースとして発表された場所。大会は延期ののち中止となり、実際には開催されていません。
中部CHUBU
2017年10月27〜29日、「FIFG WORLD TOUR JAPAN FOOTGOLF INTERNATIONAL OPEN 2017」の会場。JFGAが国内初の国際大会と位置づけている大会です。
上の3か所は、過去の大会会場・開催予定地として記事に登場する場所です。現在そこで通常プレーできるかどうかは、この記事では確認していません。
いまプレーできるコースは、蹴MAPで地域・条件から探せます。過去の大会会場と、現在のコースは分けて確認してください。
20142014年|すべては「大会を作る」から始まった
2014年2月|日本フットゴルフ協会が設立
日本の組織的なFootGolf史で最初の明確な節目は、2014年2月。一般社団法人日本フットゴルフ協会、JFGA(Japan FootGolf Association)が設立されました。
これはJFGA自身の現在の協会概要だけでなく、FIFGの日本加盟国ページでも一致しています。現在のFIFGは日本について「Founded:February 2014」と記録しています。
国際競技としてのFootGolfがオランダで形になってから、まだ数年。FIFG設立からも約2年後でした。日本ではここから、競技を紹介するだけでなく、大会を作り、選手を育て、世界につなげる仕組みが始まります。
JFGAが現在どんな役割を担っているのかは、「日本フットゴルフ協会(JFGA)とは?設立・役割・活動を解説」 で整理しています。
2014年4月14日|最初のジャパンオープン
JFGA設立から約2か月後の2014年4月14日。栃木県宇都宮市のケントスゴルフクラブ&ケントスゴルファーズパークで、「第1回フットボールゴルフジャパンオープン」が開催されました。JFGAは現在のジャパンツアー史でも、この大会を協会設立後最初の大会として記録しています。
当時のGolf Networkとサッカーキングは、この大会を国内初のフットボールゴルフ大会・イベントとして報道しています。参加者は50人。KINGコース9ホールが使われました。
「日本初」という表現は慎重に扱う必要があります。そのうえで、2014年4月14日に、現在のJFGAの大会史へ直接つながる最初のジャパンオープンが開催されたことは、複数資料から確認できます。
第1回大会の当日の様子や記録は、「日本で最初のフットゴルフ大会は?記録からたどる国内競技史」 で詳しくたどっています。
最初は「ジャパンオープン」を積み重ねていった
現在は「群馬オープン」「SHIELDS OPEN」「愛知新城カップ」など、各大会に固有の名称があります。しかし最初から現在と同じツアー形式だったわけではありません。
JFGAによる現在のツアー史では、2014年4月の第1回大会から約2年間、第1回、第2回、第3回……と回数を重ねる形で「ジャパンオープン」という大会名を使っていました。競技人口や大会システムをいきなり大規模に作ったのではなく、一大会ずつ開催実績を積み上げて国内競技を形にしていった時期だったと見ることができます。
2014年11月|日本がFIFGへ加盟
国内大会を始めた2014年には、もう一つ大きな出来事があります。2014年11月、JFGAがFIFG(Federation for International FootGolf)へ加盟しました。JFGAとFIFGの双方が、現在も同じ年月を公式に記録しています。
これは日本にとって、国内だけでFootGolfを行うのではなく、世界共通の競技制度へ正式につながったことを意味します。FIFGは1か国につき1つの加盟団体のみを認める国際組織で、現在も日本のFIFG加盟団体はJFGAです。
2016–20182016〜2018年|「単発の大会」から「年間ツアーと世界」へ
2016年|ジャパンオープンから「ジャパンツアー」へ
国内大会の仕組みも変わっていきます。JFGAの現在の説明によると、現在のようなツアー形式になったのは2016年からです。
- 2014〜2015年 → ジャパンオープンを積み重ねる
- 2016年〜 → シーズンを通したジャパンツアー
単発大会から、年間を通して選手が競う競技ツアーへ発展していった時期になります。
2016年1月|日本代表がWorld Cupへ初参加
国内のツアー化と同じ2016年、日本は世界大会へ進みます。第2回FootGolf World Cupアルゼンチン大会です。浦和レッズが運営するレッズランドの公式資料では、2016年1月の第2回World Cupに日本代表チームが初参加したと説明されています。
のちにWorld Cup日本大会の開催コースとして発表されたセブンハンドレッドクラブが後年まとめた日本World Cup史では、日本代表16名がアルゼンチン大会に出場したと記録しています。元浦和レッズの堀之内聖氏も日本代表として出場し、JFGAの2017年資料でもアルゼンチンWorld Cup出場歴が確認できます。
国内大会だけだった競技が「日本代表を目指す競技」へ
2014年に国内でジャパンオープンに出る。そこから約2年で、2016年には日本代表として世界大会へ出る、という道ができました。国内大会は、単純に優勝を競う場だけでなく、世界へ進む選手を生み出す競技基盤としての意味を持ち始めます。
日本代表の詳細な選手・成績は、「フットゴルフ日本代表の歴史」で別に追います。
2017年|日本で本格的な国際大会を開催
次の大きな節目が2017年です。日本は海外へ選手を送り出すだけではなく、海外選手を迎える側へ進みます。JFGAは「FIFG WORLD TOUR JAPAN FOOTGOLF INTERNATIONAL OPEN 2017」を、長野県の軽井沢72ゴルフ南コースで開催すると発表しました。現在のJFGA公式概要では、この2017年大会を国内初の国際大会と位置づけています。
軽井沢大会はFIFG World Tourのメジャーだった
- 位置づけ:FIFG World Tourのメジャー大会最終戦
- 日程:2017年10月27〜29日
- 会場:軽井沢72ゴルフ南コース
- 賞金総額:350万円
JFGAは当時、一般男子の優勝賞金100万円について、フットゴルフ大会の優勝賞金として当時史上最高額と発表しています。
海外へ行かなければ国際大会に触れられなかった段階から、日本国内で世界の選手と競える環境へ進んだことになります。
軽井沢大会の経過と結果は、「軽井沢72ゴルフで開催された国内初の国際大会とは」 で詳しく扱っています。
2018年|モロッコWorld Cupへ
2018年12月、モロッコ・マラケシュで第3回World Cupが開催されました。JFGAの当時記事では、33か国・450人以上が出場した大会として報告されています。
日本代表には男子・シニア・女子の選手が参加。元なでしこジャパンの丸山桂里奈氏も特別枠で選出されました。この大会では世界一には届きませんでしたが、日本が一度だけWorld Cupへ参加したのではなく、継続して国際競技へ選手を送り出す国になっていったことが分かります。
2019–20212019〜2021年|World Cup日本開催が現実に、そして幻に
2019年|ジャパンオープンから現在型の大会名称へ
国内ツアーも少しずつ現在に近い形になります。JFGAによると、2019年から大会名に開催地・地域名や冠スポンサー名を付ける、現在に近い形式へ変わりました。
そして、2019年7月26日から3日間開催された「第40回ジャパンオープン」が、「ジャパンオープン」という名称を使った最後の大会でした。2014年から続いた「第○回ジャパンオープン」という時代が、ここで一区切りします。
2019年|日本開催のWorld Cupが現実になる
2019年には、さらに大きな出来事がありました。日本で第4回FootGolf World Cupを開催する計画です。2019年7月に日本開催が公表され、9月には栃木県さくら市・セブンハンドレッドクラブが開催コースとして発表されました。
日本は、World Cupへ参加する国、国際大会を開催する国から、世界最大級のFootGolf大会そのものを開催する国になる直前まで進みました。
2020〜2021年|日本World Cupは幻に
しかし、新型コロナウイルス感染症が世界的に拡大します。World Cup日本大会は、2020年9月末から2021年9月末へ延期。それでも開催準備は継続されました。
しかし2021年1月28日、FIFG総会の決議によって、日本大会の中止が決定します。
この経緯は別記事「幻となった日本開催|フットゴルフW杯2020/2021はなぜ中止になったのか」で詳細に検証しています。ここでは、日本はWorld Cup開催決定まで進んだが、実際には開催していないという点を押さえておけば十分です。
World Cupはなくなった。でも国内競技は止まらなかった
日本大会中止は大きな打撃でした。ただし、フットゴルフそのものが国内から消えたわけではありません。延期に伴ってジャパンツアーも2019-21シーズンへ延長され、選手は国内大会を続けました。
そしてWorld Cupの次回実開催は、2023年アメリカ大会となります。ここから日本の国際競技史は、大きく変わります。
20232023年|日本女子代表が世界一
日本FootGolf史で、最も大きな結果の一つが生まれます。2023年6月、アメリカ・フロリダ州で開催された第4回World Cup。この大会で初めて、女子国別団体戦が行われました。
そして日本は、決勝でスロバキアを2-1で破り、初代女子団体世界王者となりました。
2014年の協会設立から9年で世界タイトルへ
- 2014年 日本で第1回ジャパンオープンが開かれる
- 2016年 日本代表がWorld Cupへ初参加
- 2017年 国内で国際大会を開催
- 2020/21年 World Cup開催は幻となる
- 2023年 日本が世界タイトルを獲得
約9年間の流れを並べると、日本のFootGolfが「競技を始める国」から「世界一になる国」へ変化したことがよく分かります。
2023年は女子だけではなかった
2023年World Cupでは、女子団体優勝以外にも日本勢の結果が残っています。女子個人では三浦尚子選手が3位。男子団体は初のベスト8。日本代表全体では、男子・シニア・女子を合わせて52名が参加しました。
世界一という一つの結果だけでなく、競技国としての層が厚くなっていることを示す大会でもありました。
2023年|団体戦強化のためJapan FootGolf Leagueが始動
World Cup後、国内制度にも変化が起きます。JFGAは2023年、Japan FootGolf Leagueを開始しました。理由の一つが、World Cupで使われるシングルス、フォアサム、フォーボールなどのマッチプレー形式を、日本国内でも経験できる環境を増やすことでした。
JFGAは、将来的にはこのリーグを日本代表選考にもつなげることを検討すると説明しています。つまり、世界大会で得た経験が国内競技システムへ戻され始めたことになります。
2024–20262024〜2026年|アジアのタイトル、ランキング、そしてジュニアへ
2024年|アジアカップで5つのタイトル
2024年9月、マレーシア・ジョホールバルでFootGolf Asia Cup 2024が開催されました。
- 個人男子 高田流我 優勝
- 個人シニア 新井晋 優勝
- 個人女子 阿久津里奈 優勝
- 団体男子 優勝
- 団体シニア 優勝
- 団体女子 準優勝
合計すると、5つのアジアタイトルを獲得した大会になります。
アジアでの結果が2026年World Cupへつながった
2024年のアジアカップは、単なる地域大会で終わりませんでした。2025年、JFGAは、2026年World CupのRegion 4(Asia & Oceania)出場枠について、アジアカップ2024の団体成績をもとに出場権を付与することになったと発表。その結果、日本はMen・Senior・Womenの全団体カテゴリーで、2026年World Cupへの出場権を獲得しました。
国内、アジア、世界という競技導線がつながったことが分かります。
2025年|「ジャパンランキング」が始まる
国内の選手評価制度も変化します。JFGAは、2025シーズンからジャパンランキングを導入しました。ジャパンツアー各大会で得たポイントをもとに、選手の実力をランキング化する制度です。
- 対象カテゴリー:Men/Senior/Senior+/Women の4カテゴリー
- ランキング対象期間:過去2年間
さらにJFGAは、今後、日本代表選出などでもジャパンランキングを選出基準として使用する予定と発表しました。
2014年の「大会に出る」から、2025年の「ランキングで代表を目指す」へ
2014年には、第1回ジャパンオープンを開催すること自体が大きな一歩でした。2025年になると、年間ツアー、ライセンス、ポイント、2年間のランキング、代表選考という仕組みが存在します。
12年間で、「大会を作る段階」から「競技者を継続的に評価し、国際大会へ送り出す段階」へ制度が発展したことが分かります。
2026年|アカプルコで再び世界へ
2026年5月27日〜6月7日、メキシコ・アカプルコでFIFG FootGolf World Championship 2026が開催されました。日本代表も参加し、大会終了後、JFGAは日本の主な結果を次のように報告しています。
- 女子団体 3位
- 男子団体 13位
- シニア団体 15位
個人でも日本勢が世界トップ10へ
2026年は個人でも日本勢が上位に入りました。JFGAによると、阿久津里奈選手が女子個人3位、高田流我選手が男子個人8位タイです。高田選手の8位タイは、日本男子のWorld Cup/World Championship歴代最高位とJFGAが報告しています。
女子個人3位は、2023年の三浦尚子選手に続く結果。日本女子は2大会連続で個人表彰台に立ったことになります。
2023年世界一 → 2026年3位は「後退」だけではない
結果だけを見ると、2023年女子団体優勝、2026年女子団体3位なので、順位は下がっています。しかし、2大会連続で世界大会の表彰台です。さらに個人でも、2023年に三浦尚子選手が3位、2026年に阿久津里奈選手が3位という結果があります。
したがって、日本女子が一度だけ偶然世界一になったと見るより、複数大会にわたり世界上位へ入り続けていると見る方が、現在確認できる結果に合っています。
2026年|日本のFootGolf史に「ジュニア代表」が加わる
2026年には、もう一つ重要な変化が起きました。FIFGはドイツ・ガーレンツで第1回Youth World Cupを開催。日本からは5名の代表選手が出場しました。
日本代表は国内の全日本ジュニアフットゴルフツアー2026の大会結果をもとに選考されています。つまり、国内ジュニア大会 → 日本代表 → 世界大会という新しいルートが生まれました。
初のYouth World Cupで古田旬之介が10位タイ
2026年7月のYouth World Cupでは、13〜15歳男子カテゴリーで古田旬之介選手が10位タイとなりました。5人の日本代表の中で最高順位です。
日本のFootGolf史は、大人の競技大会だけではなく、次の世代を国際大会へ送り出す段階まで進み始めています。
TEAM JAPAN日本代表の歩みを一目で
TEAM JAPAN
世界大会での主な節目
- 2016年1月World Cupアルゼンチン大会へ日本代表が初参加
- 2018年12月World Cupモロッコ大会へ男子・シニア・女子が参加
- 2023年6月World Cupアメリカ大会で女子団体が初代世界王者
- 2024年9月Asia Cupで5つのタイトル
- 2026年5〜6月World Championshipで女子団体3位、男女個人でトップ10
- 2026年7月初のYouth World Cupへジュニア5名が出場
大会別の選手・成績の詳細は、「フットゴルフ日本代表の歴史」で扱います(準備中)。
PEOPLE & CULTURE人数ではなく「出来事」で見るプレイヤー文化
日本のFootGolfは、施設だけでは成立しません。競技人口の正確な数字は今回確認できていないため、ここでは人数ではなく、確認できる出来事から広がりを見ます。
2014年の国内大会から約2年で、2016年には日本代表として世界大会へ出る道ができました。
2018年モロッコ大会には男子・シニア・女子の選手が参加。2023年は合わせて52名が参加しました。
元浦和レッズの堀之内聖氏が2016年に代表として出場。2018年には元なでしこジャパンの丸山桂里奈氏が特別枠で選出されました。
2023年にJapan FootGolf Leagueが始まり、2025年にはMen/Senior/Senior+/Womenのジャパンランキングが導入されました。
2026年、全日本ジュニアフットゴルフツアーの結果をもとに選ばれた5名が、初のYouth World Cupへ出場しました。
2019年から、大会名に開催地・地域名や冠スポンサー名を付ける形式へ変わりました。
COURSEコースも「大会の場所」から「日常的にプレーする場所」へ
日本で競技を広げるには、大会だけでは足りません。実際にプレーできるコースが必要です。
JFGAは2026年6月時点の国内状況について、フットゴルフが楽しめるコースは約30か所と説明しています。現在のJFGA公式コース一覧にも、全国すべての地域を網羅するものではありませんが、複数地域の常設・公認コースが掲載されています。
「約30か所」はJFGAの集計基準による数字です。蹴GO独自の全国コースDBでは、営業形態や期間限定開催なども含めて別の整理が可能なため、JFGA公表数と蹴GOのDB件数を混同しないようにします。
コース数の推移と「約30か所」の中身は、「日本でフットゴルフができるコースはどう増えてきた?」 で詳しく整理しています。
DATA数字で見る日本のフットゴルフ
TIMELINE日本のフットゴルフ史を年表で見る|点から線へ
- JFGA設立国内競技の組織化
- 第1回フットボールゴルフジャパンオープン国内大会開始
- FIFG加盟国際競技制度へ
- ジャパンツアー化年間競技制度へ
- 日本代表がWorld Cup初参加世界大会へ
- 軽井沢72でFIFG World Tour大会日本で国際大会
- モロッコWorld Cup出場国際挑戦継続
- 第40回で「ジャパンオープン」名称終了国内大会体系の変化
- World Cup日本開催決定開催国へ
- World Cup日本大会中止COVID-19の影響
- 日本女子がWorld Cup団体世界一初代女子団体王者
- Japan FootGolf League開始団体競技強化
- Asia Cupで5タイトルアジアで競技力を示す
- ジャパンランキング導入選手評価制度の整備
- 女子団体世界3位、男女個人トップ10世界上位を継続
- Youth World Cupへ5名出場ジュニア国際化
2014 → 2026日本の12年間で何が一番変わった?
- 協会ができた
- 最初の国内大会を開いた
- FIFGへ加盟した
- 年間ツアーがある
- 国内ランキングがある
- 世界大会へ代表を送る
- 女子はWorld Cup王者経験国
- アジアタイトルを持つ
- ジュニア代表も世界へ行く
- 国内に約30か所のプレー環境がある
つまり、大会を開くこと自体が目標だった段階から、国内競技・国際競技・育成をつなぐ仕組みを持つ段階へ変わったことが、日本のフットゴルフ史で最も大きな変化です。
ただし「日本で広く知られた競技になった」とまでは言わない
歴史が積み上がったことと、一般社会での認知度が十分高いことは別です。この記事では、大会、代表成績、加盟制度、コース数など、確認できる事実を追っています。
しかし、日本全国でどのくらい認知されているのか、競技人口が何人なのかについて、今回確認した資料から正確な全国値を出すことはできません。したがって、「日本で急速に国民的スポーツになった」などの表現は使いません。
これは蹴GOで今後、認知度・検索需要・競技人口を調査する際に、別途検証すべきテーマです。
FACT CHECK初心者が日本の歴史で混同しやすい6つ
違います。2014年は、JFGAが日本で設立された年です。国際的なFootGolf自体はそれ以前から存在します。
違います。当初は「第○回ジャパンオープン」という形。JFGAによれば、ツアー化されたのは2016年からです。
2016年です。アルゼンチンで行われた第2回World Cupに、日本代表チームが初参加しました。
ありません。開催は決定していましたが、2021年1月28日に中止となりました。
2023年の世界タイトルは、女子国別団体戦です。日本は初開催の女子団体戦で初代世界王者になりました。
2026年には、初のFIFG Youth World Cupへ日本のジュニア5名が出場しました。
FAQよくある質問
日本フットゴルフ協会はいつ設立されましたか?
2014年2月です。FIFGの日本加盟国ページとJFGA公式の双方で確認できます。同年11月にFIFGへ加盟しました。
日本で最初のJFGA大会はいつですか?
2014年4月14日の「第1回フットボールゴルフジャパンオープン」です。JFGAの現在のツアー史でも最初の大会として記録されています。当時のGolf Networkなどは国内初イベントと報道しました。
日本代表が初めてWorld Cupへ出たのはいつですか?
2016年1月のアルゼンチン大会です。浦和レッズのレッズランド公式資料は、日本代表チームの初参加と記録しています。
日本で国際大会が開催されたのはいつですか?
JFGAは2017年、軽井沢72ゴルフ南コースで開催した「Japan FootGolf International Open 2017」を国内初の国際大会と位置づけています。FIFG World Tourのメジャー大会でした。
日本でWorld Cupが開催されたことはありますか?
実際にはありません。2020年の日本開催が決定していましたが、COVID-19の影響で2021年へ延期され、2021年1月28日にFIFG総会の決議で中止になりました。
日本はフットゴルフで世界一になったことがありますか?
あります。2023年アメリカWorld Cupで、日本女子代表が女子団体戦の初代世界王者になりました。
2026年現在、日本のフットゴルフはどこまで発展していますか?
JFGAは2026年6月時点で国内に約30か所のプレー環境があると説明しています。ジャパンツアー、ジャパンランキング、団体競技、ジュニアツアーがあり、2026年には成人World ChampionshipとYouth World Cupの双方へ日本代表が出場しています。
SUMMARYまとめ|2014年、「大会を作る」から始まった日本FootGolfは世界へつながった
2014年2月、JFGA設立。4月、第1回ジャパンオープン。11月、FIFG加盟。ここから日本の組織的なFootGolf史が始まります。
2016年、ジャパンツアー化。日本代表がWorld Cupへ初参加。2017年、軽井沢72で国際大会。2019年、World Cup日本開催が決定。しかしCOVID-19によって、その大会は実現しませんでした。
それでも国内競技は続き、2023年、日本女子代表がWorld Cup女子団体初代世界王者になります。2024年にはアジアカップで5タイトル。2025年にはジャパンランキングを導入。
2026年、日本女子はWorld Championship団体3位。個人では阿久津里奈選手が3位、高田流我選手が8位タイ。そして初のYouth World Cupにも5人の日本代表が出場しました。
こうして見ると、日本のフットゴルフ史は、「海外から新しい競技を取り入れた歴史」だけではありません。
- 国内大会を作る
- FIFGへ加盟する
- 日本代表を世界へ送る
- 国際大会を日本で開く
- 世界大会の開催に挑む
- 世界一になる
- 国内ランキングを整える
- 次世代を世界へ送る
という、日本の中にFootGolfという競技基盤を作ってきた12年間でもあります。2026年現在も、その歴史は途中です。
NEXT次に読む
- JFGAとは?日本フットゴルフ協会の役割2014年に設立された国内統括団体が、何をしているのかを整理します。
- フットゴルフ日本代表の歴史2016年アルゼンチンから2026年アカプルコまで、日本代表の大会別成績を追います。準備中
- 幻となった日本開催|フットゴルフW杯2020/2021はなぜ中止になったのか日本がWorld Cup開催国になる直前まで進んだ経緯を詳しく検証します。
- フットゴルフワールドカップの歴史|第1回から現在まで日本の歴史を世界大会全体の流れの中で確認します。
- フットゴルフジャパンツアーとは?2014年のジャパンオープンから現在のランキング制度まで、国内競技を詳しく解説します。準備中
- 日本で最初のフットゴルフ大会は?記録からたどる国内競技史2014年の第1回ジャパンオープンから、現在のジャパンツアーまでをたどります。
- 日本でフットゴルフができるコースはどう増えてきた?歴史上の大会会場と、現在プレーできるコースの広がりを分けて整理します。
- 軽井沢72ゴルフで開催された国内初の国際大会とは2017年、JFGAが「国内初の国際大会」と位置づける軽井沢大会を詳しくたどります。
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歴史の舞台になった場所と、いまプレーできる場所は別です。現在のコースは蹴MAPで、地域や条件から確認できます。
蹴MAPで全国のフットゴルフコースを見る 営業状況・料金・予約方法は、各コースの最新情報をご確認ください。JAPAN FOOTGOLF SOURCES参考・確認資料
- JFGA|当協会について協会設立2014年2月、FIFG加盟2014年11月を確認。
- FIFG|Japan MemberFIFG側の公式記録として、JFGAの設立・加盟年月を確認。(FIFG公式サイト)
- JFGA|ジャパンツアーの歴史に関する公式説明(PR TIMES掲載)2014年4月14日の第1回フットボールゴルフジャパンオープン、2016年のツアー化、2019年第40回を最後にジャパンオープン名称が終了した経緯を確認。
- Golf Network|2014年4月15日当時報道第1回大会、50人参加、9ホール、当時「国内初」と報じられていたことを確認。
- 浦和レッズ・レッズランド|FootGolf2016年アルゼンチンWorld Cupへの日本代表初参加を確認。
- セブンハンドレッドクラブ|日本のWorld Cup史に関するまとめ2016年アルゼンチン大会に日本代表16名が出場したとする記録を確認。
- JFGA|Japan FootGolf International Open 2017軽井沢72ゴルフ南コースでのFIFG World Tourメジャー開催、日程、賞金総額を確認。
- JFGA|フットゴルフとは?2017年大会を国内初の国際大会とするJFGAの現在の整理、国内約30コース、World Cup日本大会の延期・中止を確認。(JFGA「フットゴルフとは?」)
- JFGA|World Cup Morocco 2018日本代表の参加、33か国・450名以上という当時記録を確認。
- JFGA|World Cup 2023 日本女子団体優勝女子団体初開催と日本の初代世界王者を確認。
- JFGA|World Cup 2023大会総括三浦尚子選手3位、日本男子団体初ベスト8などを確認。
- JFGA|Japan FootGolf League2023年からの団体競技強化を確認。
- JFGA|Asia Cup 2024日本の個人3タイトル、男子・シニア団体優勝を確認。
- JFGA|ジャパンランキング施行2025年からの国内ランキング制度を確認。
- JFGA|World Championship Acapulco 2026女子団体3位、阿久津里奈選手3位、高田流我選手8位タイなど最新の日本代表成績を確認。
- JFGA|Youth World Cup 2026日本代表5名の出場と古田旬之介選手10位タイを確認。


