フットゴルフのマナー|初めてゴルフ場へ行く人が知っておきたいこと

フットゴルフデビューの前に。初めてのゴルフ場で知っておきたいマナーとルール。予約も服装も準備完了。あとは「ゴルフ場での振る舞い」を知るだけ
カテゴリー:知る|ルールを知る レベル:Lv.1 初ラウンドの基本 更新日:2026年10月3日

フットゴルフのマナー|初めてゴルフ場へ行く人が知っておきたいこと

サッカーボールは用意した。服装も確認した。予約も済んでいる。でも、ふと不安になります。「ゴルフ場って、普通の公園と何が違う?」

「大声を出してもいい?」「前の人がいるけど蹴っていい?」
「ボールを持ってクラブハウスを歩いていい?」
「バンカーの足跡はそのまま?」「ゴルフ用のグリーンに入っていい?」

結論|初めてなら次の5つを覚えておけば安心

結論

結論からいうと、初めてなら次の5つを覚えておけばかなり安心です。

  1. 人が届く範囲にいるときは蹴らない
  2. 他の人が蹴るときは静かにする
  3. 前の組との間を空けすぎない
  4. 芝・バンカー・カップを傷めたら直す
  5. そのゴルフ場のローカルルールを優先する

FIFGの公式規則は、フットゴルフが審判の常時監視ではなく、各プレーヤーの誠実さ、他のプレーヤーへの配慮、スポーツマンシップによって成り立つ競技だと明記しています。(出典:FIFG公式規則) つまりマナーは、「知っていると格好いい作法」ではありません。フットゴルフそのものを成立させる大切な部分です。

まず結論|初めてのゴルフ場で守りたい10項目

場面覚えておきたいこと
来場前施設のドレスコード・利用案内を確認
スタート前指定時間より余裕を持って準備
キック前前方・周囲に人がいないか確認
他人のキック中動かない・騒がない・邪魔をしない
プレー順自分の番を待つ
移動他の人より先へ出過ぎない
進行前の組と間を空けすぎない
バンカー足跡やキック跡をならす
コース芝・カップ・旗竿を傷めない
判断に迷うコース・大会のローカルルールを確認

この10個を意識すれば、初めてでも大きく外しにくくなります。

そもそもフットゴルフの「マナー」と「ルール」は別?

完全に別ではありません。FIFGのRulebookには、PART 2 – Player Code of Conductとして、安全/他のプレーヤーへの配慮/スコア記録/プレーのペース/バンカーの整備/シューズによるコース損傷の修復/不必要なコース損傷の防止、などが正式に規定されています。(出典:FIFG公式規則) つまり、「マナーだから守っても守らなくてもいい」わけではありません。内容によっては警告・1打罰・競技失格につながるものもあります。

いつもの公園は「自由な空間」でどこで蹴ってもいい、大声を出して盛り上がる、自分のペースで走り回る。ゴルフ場は「共有されるルール空間」で蹴っていい場所が決まっている、他人の集中を邪魔しない静寂、組ごとに順番とペースを守るという比較図解
公園は「自由な空間」。ゴルフ場は「共有されるルール空間」です

一方、クラブハウスでの服装/駐車場でのボール使用/ゴルフグリーンへの立ち入り/指定された移動経路、などは、施設・大会独自のルールも関係します。ここを分けて考えることが大切です。

まずゴルフ場へ行く前|施設の利用案内を確認する

ゴルフ場はコースによって運用が違います。そのため予約時には、プレー開始時間だけでなく、来場時の注意事項も確認しておきましょう。JFGAもQ&Aで、来場時には利用コースのドレスコードを遵守するよう案内しています。(出典:JFGA|Q&A) ただし服装の詳しい話は、「フットゴルフの服装は?初めてでも迷わない服装・靴の基本」で扱っているため、この記事では先取りしません。今回覚えるのは、「ゴルフ場へ行く=その施設の利用ルールも守る」ということです。

何分前に行けばいい?

FIFGの初心者向けBasic Conceptsでは、競技時の目安として、ティータイムの少なくとも10分前にはスタート地点で準備するよう案内しています。(出典:FIFG|Basic Concepts) ただし一般利用の受付時間は施設によって異なります。初めてなら、施設から指定された受付時間を最優先してください。「10分前に駐車場へ着けばいい」という意味ではありません。受付。着替え。支払い。移動。準備。まで含め、余裕を持って到着しましょう。

ゴルフ場に着いたら、どこでもボールを蹴っていい?

これは避けた方が安全です。実際にJFGAのジュニア大会では、クラブハウス/駐車場/その他コース外、でのパス・キック・リフティングなどのボール使用を控えるよう明記しています。理由は他の利用者への配慮です。(出典:JFGA|フットゴルフ規則2025) これはすべてのゴルフ場に共通する全国一律ルールという意味ではありません。ただ、プレーエリア以外では、勝手にボールを蹴らないと考えておくのが安全です。練習場所があるなら、施設が指定した場所を使いましょう。

到着からスタート前:蹴っていいのは「コースの中」だけ。駐車場やクラブハウス周辺はキック禁止エリア、指定された練習場所のみ使用。ティータイムの少なくとも10分前にはスタート地点で準備を完了する。施設ごとのドレスコードを遵守するという図解
蹴っていいのは「コースの中」だけ。駐車場・クラブハウス周辺は控えましょう

いよいよ1番ホール|一番大切なのは「安全」

ティーイングゾーンに立ちました。前を見ると、前の組の人がまだ歩いています。「届かないと思うから蹴っていい?」待ってください。FIFG/JFGAの安全規定では、ボールが届く範囲から全員が離れるまでプレーを始めないことを求めています。(出典:JFGA|フットゴルフ規則2025) 飛距離を、「たぶん100mくらい」と過小評価してはいけません。特に下り坂や追い風では、想像以上にボールが進むことがあります。

第1打:ボール1個より、何よりも「安全」が優先。前方に人がいる間は絶対にプレーを始めない。「たぶん100mくらい」と飛距離を過小評価しない(特に下り坂や追い風)。もし危険な方向へ飛んだらすぐに大声で注意喚起をする。池など危険な場所へ無理に入らないという図解
一番優先するのは、良いスコアではなく安全です

前方に人がいる可能性があるなら声をかける

コーススタッフ。観戦者。別ホールのプレーヤー。前方に人がいる状態で、その方向へボールが行く可能性があるなら、危険を知らせる必要があります。FIFG/JFGA規則も、危険になる可能性のあるショットを打つ場合は、近く・前方にいる人へ注意喚起するよう求めています。(出典:JFGA|フットゴルフ規則2025)

ボールを取りに危険な場所へ入らない

池にボールが入った。「まだ見えてるから取れるかも」と思っても、無理をしないでください。JFGA詳細規則は安全の例として、池へ飛び込んでボールを探すような危険行為をしないことまで明記しています。(出典:JFGA|フットゴルフ規則2025) ボール1個より安全が優先です。ペナルティエリアの処置を使ってプレーを続けます。

他の人が蹴るときは「止まる・静かにする」

同伴者がボールの前へ。狙っています。このとき、話す。歩く。スマホの音が鳴る。ボールの後ろへ立つ。こうした行為は避けます。FIFG/JFGAでは、むやみに動く・話す・不要な音を出すなどして、他のプレーヤーを邪魔しないよう規定しています。電子機器についても、他のプレーヤーの迷惑にならないよう求めています。(出典:JFGA|フットゴルフ規則2025) 初心者なら、誰かが蹴る体勢に入ったら、自分は静止。これで十分です。

待機中:他の人が蹴る時は「止まる・静かにする」。視界に入らない:ボールの真後ろやホールの真後ろに立たない。動かない:他人のプレー中は歩かない、話さない。音を出さない:スマホの着信音や大きな通知音、音楽は他のプレーヤーの迷惑になるため控えるという図解
視界に入らない・動かない・音を出さない、の3つを意識しましょう

どこに立って待てばいい?

他の人がプレーしようとしているときは、ボールのすぐ近く/ボールの真後ろ/ホールの真後ろ、など、プレーヤーの視界やプレーへ影響する位置を避けます。(出典:JFGA|フットゴルフ規則2025) そして基本的には、ホールから一番遠いボールより前へ出過ぎないように進みます。JFGA詳細規則でも、プレー順に従って一番遠いボールの後方を基準に進む考え方が示されています。

自分がティーショットを終えたら先へ歩いていい?

正式規則では、原則として全員がティーショットを終えるまでティーイングゾーンを離れません。ボールをマークしなければならない場合などには例外があります。(出典:JFGA|フットゴルフ規則2025) つまり、自分だけ蹴った、すぐ100m先へ歩く、ではなく、同じ組でスタートしてから一緒に進むと考える方が分かりやすいです。

フェアウェイの移動:常に「一番遠いボール」を基準に進む。自分が蹴り終わったからといって自分だけ先へ歩いてはいけない。常に「ホールから一番遠いボール(次に蹴る人)」の後方で待機し、同じ組で一緒に前進するという図解
自分だけ先へ歩かず、一番遠いボールを基準に組全体で進みます

グリーンでも自分だけ先に次へ行かない

自分はカップイン。でも他の人はまだプレー中。その場合も、同じ組の全員がホールアウトするまでグリーンゾーンを離れないという行動規定があります。(出典:JFGA|フットゴルフ規則2025) 自分だけ次のホールへ行って準備するのではなく、そのホールを同じ組で終えてから移動します。

プレーが遅くならないようにする

マナーで安全の次に重要なのが、プレーのペースです。FIFGでは、良いペースでプレーし、自分たちの組が前の組との位置関係を保つ責任があるとしています。(出典:FIFG公式規則) 初心者だから多少時間がかかること自体は不自然ではありません。問題は、自分の番なのに準備していない/スコア記入で毎回長く止まる/ボール探しを必要以上に続ける/前の組がいないのに後ろを大きく待たせる、などです。

プレーのペース:基準は「後ろ」ではなく「前の組」。「後ろが来ていないからゆっくりで大丈夫」は間違い。前の組との位置関係を保ち、間を空けすぎない。自分の番が来たらすぐに蹴れるように常に準備しておくという図解
「後ろが来ていないから大丈夫」ではなく、前の組との位置関係が基準です

「後ろの組より前にいるから大丈夫」ではない

FIFG規則はここをかなり明確にしています。プレーのペースは、後ろの組との距離ではなく、前の組との位置を保つことが重要です。(出典:FIFG公式規則) 前方に丸々1ホール空いている。後ろは待っている。この状態なら、ペースが遅れている可能性があります。

後ろの組が速い場合は?

公式規則では、前の組が他の組を待たせている場合、後続組を先に行かせる運用も示されています。(出典:FIFG公式規則) ただし一般利用ではコース運用があります。勝手に追い越しを決めるより、施設スタッフやマーシャルの指示に従うのが確実です。

バンカーに入ったら、出た後に必ずならす

ボールがバンカーへ。ハザードキックで脱出。「よし、次へ!」その前に、自分が作った足跡・キック跡をならします。レーキがあれば使います。FIFG/JFGAでは、バンカーを離れる前に自分が作った凹凸を整えるよう定めており、次のプレーまでにならさなかった場合は+1打罰があります。(出典:FIFG|Basic Concepts) これは、「ゴルファーっぽいマナー」ではありません。正式ルールでもあります。

バンカー:自分が作った足跡は必ずならして出る。そのまま出るのはマナー違反。レーキ(トンボ)で平らに戻す。バンカーから脱出する際についた足跡やキック跡は必ずならす。戻さずに次のプレーへ進んだ場合、正式ルールでは+1打罰となるという図解
足跡をそのまま出るのはマナー違反。次の人が不公平にならないための行動です

なぜバンカーをならすの?

次の人のボールが、あなたの深い足跡へ入ったらどうでしょう。本来より難しい状況になります。だから、自分が作った状態を次の人へ残さない。これが基本です。コースを共有するスポーツだからこそ必要な行動です。

芝を傷めたら、そのままにしない

FIFGはシューズなどによってコース上に生じた、凸凹/足跡/ボールやプレーヤーによる傷、を注意深く修復するよう求めています。(出典:FIFG公式規則) また、練習キックで芝を削る。怒って地面を蹴る。必要以上に足で地面を叩く。など、不要な損傷を与える行為も避けます。(出典:JFGA|フットゴルフ規則2025)

サッカースパイクを使わない

JFGAはQ&Aで、サッカースパイクの使用を禁止していると案内しています。(出典:JFGA|Q&A) 芝を守る意味でも重要です。適した靴については、「フットゴルフの服装は?初めてでも迷わない服装・靴の基本」で詳しく整理します。

カップの周りは特に丁寧に扱う

フットゴルフのカップは大きいですが、雑に扱っていいわけではありません。FIFG/JFGA規則では、ホールの近くに必要以上に立たない/旗竿を丁寧に扱う/ボールを取り出す際にカップを傷つけない/カップへ足を入れてボールを取らない/ホールの横へひざまずかない/同伴者のパットライン上へ立たない、ことが示されています。(出典:FIFG公式規則) 特に、カップの中へ足を突っ込んでボールを取らない。これは覚えておきましょう。手で取り出します。

カップ周辺:最も繊細な場所。足でボールを拾わない。カップのフチが崩れるため絶対NG、手で優しく取る。カップの中に足を入れてボールを取り出さない。抜いた旗竿はグリーンを離れる前に正しくホールへ戻す。他人のパットラインを踏まない。芝を深くえぐるサッカースパイクの使用は全面禁止という図解
カップの中へ足を入れず、手でやさしくボールを取り出します

旗竿を抜いたら戻す

プレーの状況によって旗竿を扱う場合があります。FIFG/JFGAは、グリーンを離れる前に、旗竿を正しくホールへ戻すよう求めています。(出典:JFGA|フットゴルフ規則2025) 他の組も同じコースを使います。「自分たちが終わったからそのまま」にはしません。

他人のラインを踏まない・邪魔しない

グリーンゾーンでは、同伴者がこれから蹴るライン上に立ったり、プレー中にそのラインへ影を落とすことにも注意が必要です。FIFGは、他プレーヤーのパットラインの前後へ立つことを行動規定として制限し、段階的な警告・罰も設けています。(出典:FIFG公式規則) 初めてなら、カップと相手のボールを結ぶラインから少し離れて待つ。これで大丈夫です。

ゴルフ用のグリーンには入っていい?

ここは単純に、「絶対に入るな」と覚えない方が正確です。JFGA主催イベントでは、「ゴルフのグリーンには乗らないでください」と明示している大会があります。(出典:JFGA|フットゴルフ規則2025) 一方、FIFG/JFGAの正式規則では、ゴルフグリーンにボールが止まった場合の救済手順が定められており、委員会がプレーを認めるケースや、FootGolfのホールがゴルフグリーンから3m以内に設置されている場合には、そのゴルフグリーンをFootGolfのグリーンゾーンの一部とみなす定義もあります。(出典:FIFG公式規則)

したがって正しい考え方は、通常のゴルフグリーンを自己判断で歩かない。そのコースの指定・ローカルルールに従う。です。これはかなり重要です。

ゴルフ用のグリーンには自己判断で入らない。フットゴルフエリアと通常のゴルフ用グリーン(立ち入り注意)の境界線。通常のゴルフ用グリーンは非常にデリケートで自己判断で歩いてはいけない。もしボールが乗ってしまった場合は、そのコースのローカルルールに従って慎重に救済処置を受けるという図解
自己判断で歩かず、そのコースの指定・ローカルルールに従いましょう

ゴルフグリーンにボールが乗ったら?

自己判断で、「せっかく乗ったからそのまま蹴ろう」とはしません。現行FIFGルールには、ゴルフグリーン上のボールを慎重に取り扱い、救済を受ける規則があります。また委員会がそこからのプレーを認めている場合にも、助走せずパット型のキックを使うなどの制限があります。(出典:FIFG公式規則) まずコースの案内を確認しましょう。

「ナイスショット!」と大声で叫ぶのは?

フットゴルフを楽しむうえで声をかけること自体が禁止されているわけではありません。ただし、他のプレーヤーのキックを妨げるほどの声・音は避けます。近くの別グループがプレーしている場合も同じです。FIFGの基準は、他のプレーヤーを邪魔したり、迷惑をかけたりしないこと。です。(出典:JFGA|フットゴルフ規則2025) 盛り上がるのはOK。でも周囲を見る。これがゴルフ場での楽しみ方です。

スマホは使っていい?

スマホそのものが一律禁止されているわけではありません。ただし、FIFG/JFGAは、持ち込んだ電子機器が他のプレーヤーの迷惑にならないよう求めています。(出典:JFGA|フットゴルフ規則2025) そのため、着信音/動画の音/大きな通知音/他人のキック中の通話、などには配慮しましょう。スコア入力や写真撮影などでスマホを使う場合も、プレー進行を止めすぎないようにします。

音楽を聴きながらプレーしていい?

正式なFIFGトーナメントでは注意が必要です。JFGAが掲載する現行行動規範では、ゲーム中に音楽を聴くこと(イヤホンを含む)が違反行為として挙げられています。(出典:JFGA|フットゴルフ規則2025) ただし、これは競技ルール上の行動規範です。一般のレクリエーション利用では施設側の規定も確認してください。少なくとも、周囲の安全確認や他人のプレーを妨げる音量は避けるべきです。

喫煙・飲酒は?

ここも、大会と一般利用を分ける必要があります。現行FIFG/JFGAのトーナメント行動規範では、大会プレー中の電子タバコを含む喫煙/プレー開始からスコアカード提出までのアルコール所持・摂取/違法薬物、などについて明確な制限があります。(出典:JFGA|フットゴルフ規則2025) ただし、一般利用のゴルフ場における喫煙・飲酒ルールをこの競技規則から一律には判断できません。一般プレーでは、施設の利用規則を確認してください。

スコアをごまかさない・罰を自分から伝える

これはマナー以上に、フットゴルフの精神そのものです。FIFG/JFGA規則では、競技がマーシャルの常時監視なしで行われることを前提に、自分が違反した場合は、できるだけ早くマーカーへ知らせることを求めています。(出典:JFGA|フットゴルフ規則2025) 誰も見ていない。だから数えない。ではありません。

審判は、あなた自身(Honor System)。フットゴルフには、あなたのすべての動きを見ている審判はいません。プレーヤーの誠実さで成り立つスポーツです。誰も見ていなくてもペナルティは自ら申告し、ホールアウト後には同伴者と「今何打だったか」スコアを確認し合いましょうという図解
審判は、あなた自身。プレーヤーの誠実さで成り立つスポーツです

同伴者のスコアもきちんと確認する

正式なストロークプレーでは、他の選手のスコアを記録するマーカーという役割があります。FIFGの初心者向けBasic Conceptsでも、最初にスコアカードを交換し、各ホール後にスコアを確認して、最後に署名するよう案内しています。(出典:FIFG|Basic Concepts) 一般プレーでも、「今何打?」とホールアウト後に確認しておくとトラブルを防ぎやすくなります。

初心者ほど「分からなければ聞く」でいい

初めてなのに、全部知っているふりをする必要はありません。むしろ、「ここ入って大丈夫ですか?」「バンカーはならしますか?」「次、私ですか?」「このボールは動かして大丈夫ですか?」と確認した方が安全です。正式競技なら、マーシャル。トーナメントディレクター。同伴競技者。一般利用なら、施設スタッフ。へ確認しましょう。自己流で進めるより確実です。

初めから完璧でなくても大丈夫。救済ルールや境界線が分からない場合、知ったかぶりせず同伴者や施設スタッフに聞く。初心者だからといって全てのルールを暗記する必要はない。迷った時は勝手に判断せず、コースのスタッフやマーシャル、同伴競技者に確認するのが一番確実で安全なマナーという図解
知ったかぶりせず、同伴者や施設スタッフに聞くのが一番確実です

ゴルフ場初心者がやりがちなNG行動

初ラウンド前なら、このあたりを覚えておくと安心です。

1前の人がまだいるのに蹴る

最優先で避けます。

2他の人のキック中に歩く・話す

静止して待ちます。

3自分のボールより先へどんどん歩く

遠いボールを基準に進みます。

4バンカーをそのまま出る

足跡・キック跡をならします。

5カップから足でボールを取る

手で丁寧に取ります。

6芝を蹴ったり踏み固めたりする

不要なコース損傷を避けます。

7ゴルフグリーンへ自己判断で入る

コースの指示を確認します。

8ボールを駐車場・クラブハウス周辺で蹴る

指定されたプレー・練習区域以外では控えます。

9自分だけ先に次のホールへ行く

同じ組でホールを終えて移動します。

初めてなら「安全・静か・速く・きれい」で覚える

細かい規則を忘れてしまいそうなら、この4つです。

初めてなら、この4つだけ覚えれば安心。安全(Safe):人がいる方向へ蹴らない。静か(Quiet):誰かが蹴る時は邪魔をしない。速く(Fast):自分の番が来たらすぐプレーする。きれい(Clean):自分が使った場所を傷めないという4カードの図解
安全・静か・速く・きれい。この4つを覚えれば、かなり安心です
安全

人がいる方向へ蹴らない。

静か

誰かが蹴るときは邪魔をしない。

速く

自分の順番が来たら準備してプレーする。

きれい

バンカー・芝・カップなど、自分が使った場所を傷めたままにしない。

これだけでも、かなり「ゴルフ場での振る舞い」が分かります。

マナーが分かると、初めてでも居心地がよくなる

ゴルフ場が初めてだと、「何か知らないルールを破りそう」と緊張するかもしれません。でも、すべてを暗記する必要はありません。基本にあるのは、人に危険を与えない。人のプレーを邪魔しない。コースを傷めない。次の人が気持ちよく使える状態にする。です。これはFIFGがいう、courtesy(礼儀)とsportsmanship(スポーツマンシップ)にもつながっています。(出典:FIFG公式規則)

「次の人も、気持ちよく使えるように。」安全に配慮するのも、静かに待つのも、バンカーをならすのも。すべては「自分が楽しんだ後も、次の人が同じ状態で楽しめるようにする」ための礼儀(courtesy)とスポーツマンシップですという図解
すべてのマナーは「次の人も気持ちよく使えるように」に集約されます

実務ツール|初ラウンド前の不安解消チェックリスト

当日までに、この10項目をチェックしておきましょう。

安全
静か・ペース
きれい
来場前・判断

0 / 10 項目チェック済み

よくある質問

フットゴルフで一番大切なマナーは何ですか?
まず安全です。ボールが届く可能性のある場所に人がいる間はプレーせず、危険なショットになる可能性があれば前方の人へ注意を促します。そのうえで、他のプレーヤーを音や動きで邪魔しないこと、プレーのペース、コース保護が重要です。
他の人が蹴っているときに歩いてもいいですか?
原則として避けます。FIFG/JFGAでは、他のプレーヤーのプレー中に動いたり、不要な音を出したりしてプレーを邪魔しないよう求めています。
バンカーはならす必要がありますか?
はい。自分が作った足跡やキック跡などを整え、レーキがあれば使用します。正式規則では、次のショットまでにバンカーをならさなかった場合、1打罰の規定があります。
ゴルフグリーンへ入っていいですか?
コースの指定に従ってください。JFGA大会にはゴルフグリーンへの立ち入りを禁止している例があります。一方、正式規則上はFootGolfのグリーンゾーンとの位置関係や委員会の設定によって扱いが変わるため、自己判断で入らないことが重要です。
カップの中へ足を入れてボールを取ってもいいですか?
できません。FIFG/JFGAの行動規範では、ホールを傷つけないため、足をカップへ入れてボールを取り出さないよう定めています。
初心者だからプレーが遅くても大丈夫ですか?
初心者で時間がかかること自体はありますが、グループには適切なプレーペースを保つ責任があります。自分の番までに準備し、前の組から大きく離れないよう意識しましょう。
服装にもマナーがありますか?
ありますが、コースごとのドレスコードも関係します。JFGAも来場時には利用するコースのドレスコードを守るよう案内しています。服装・靴については「フットゴルフの服装は?」の記事で詳しく確認してください。

まとめ|「次の人も気持ちよく使える状態」でコースを離れる

まとめ

初めてゴルフ場へ行くなら、全部の作法を暗記する必要はありません。まず、安全・静か・速く・きれいを覚えてください。安全→人が届く範囲にいるなら蹴らない。静か→他の人がプレーするときは動かない・騒がない。速く→自分の番までに準備し、前の組との間を空けすぎない。きれい→バンカーをならす。コースやカップを傷めない。そしてもう一つ。そのゴルフ場のルールを確認する。です。

フットゴルフは、サッカーボールを使います。でも場所はゴルフコースです。そこには、ゴルファー。フットゴルファー。スタッフ。後ろから来る次の組。さまざまな人がいます。自分が楽しんだ後も、次の人が同じ状態で楽しめるようにする。そこまで含めて、フットゴルフです。初めてなら完璧でなくても大丈夫です。分からないことは確認しながら、まずは気持ちよく1ラウンドを回ってみてください。

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この記事では待ち方・配慮を中心に扱いました。具体的な服装やルールの詳細は、それぞれの個別記事で確認してください。

参考・確認資料

  • FIFG|Rules of the Game / Rulebook 2025(2026年10月3日時点でFIFG公式Rulesページから案内されている現行公開ルール。フットゴルフの精神、安全、他プレーヤーへの配慮、プレーペース、バンカー整備、コース保護、グリーン上での行動等を確認)
  • JFGA|2025フットゴルフ規則(FIFG規則の日本語詳細版。安全、エチケット、行動規範、バンカー、コース損傷、ホール・旗竿、プレー順等を確認)
  • FIFG|Basic Concepts(初心者向けの服装・準備・プレー順・バンカー・スコア・Code of Conduct等を確認)
  • JFGA|基本ルール(初心者向けに、ゴルフウェア、プレー順、あるがままのプレー、スポーツマンシップなどを案内)
  • JFGA|Q&A(ゴルフ場来場時のドレスコード、サッカースパイク禁止等を確認)

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