サッカー未経験でもフットゴルフはできる?初心者の不安と始め方を解説

サッカー未経験の壁を越える。フットゴルフはサッカーの技術がなくても始められるのかを問いかける芝生のコンセプト画像
カテゴリー:知る|はじめてのフットゴルフ レベル:Lv.1 はじめてのキック 更新日:2026年9月29日

サッカー未経験でもフットゴルフはできる?初心者の不安と始め方を解説

「フットゴルフをやってみたい。でも、サッカーをやったことがない。」そんなとき、いくつかの不安が浮かぶかもしれません。

「ちゃんとボールを蹴れないと無理?」
「経験者ばかりだったら恥ずかしい?」
「遠くへ蹴れないとついていけない?」

結論|サッカー未経験でもフットゴルフは始められる

結論

サッカー未経験でもフットゴルフは始められます。FIFG(国際フットゴルフ連盟)は、初心者向け公式ページでフットゴルフを幅広い年齢・能力の人が楽しめるスポーツとして案内しています。(出典:FIFG|New to FootGolf?) 国内でもセブンハンドレッドクラブは、ボールを蹴ることができれば、女性や子どもを含め幅広くプレーできると案内しています。

ただし、サッカー経験が必要ないこととキック技術が必要ないことは別です。続ければ、方向・距離・力加減を合わせる技術は重要になります。この記事では、「未経験でも始められる。でも、何から覚えればいい?」を、最初の1ホールをイメージしながら整理します。

遠くへ蹴る力がない、ボールコントロールに自信がない、サッカーのルールすら知らないという3つの不安と、サッカーとフットゴルフを混同しているだけかもしれないというメッセージ
その不安、実は「サッカー」と「フットゴルフ」を混同しているだけかもしれません

まず結論|サッカー未経験者が最初に心配しなくていいこと

不安実際は
サッカー経験がない参加の前提ではない
遠くへ蹴れない飛距離だけを競う競技ではない
ボールコントロールに自信がない最初から競技者レベルは必要ない
サッカーのルールを知らないサッカーの試合をするわけではない
経験者に勝てなそう初回は勝敗より競技を理解する段階
上達できるか不安サッカー未経験から世界トップに到達した公式事例もある

フットゴルフで目指すのは、サッカーの上手さを競うことではありません。FIFGの現行ルールでは、ティーイングゾーンからボールを足でプレーし、できるだけ少ないキック数でホールへ入れることがゲームの基本です。(出典:FIFG公式規則)

初めてティーイングゾーンに立つ

足元には5号球。遠くにはカップ。隣の人が蹴ったボールが、芝生の上を大きく転がっていきます。自分の番。「こんなに遠くまで蹴れない……」そう思ったとしても、ここで覚えておきたいことがあります。

フットゴルフは「一番遠くへ蹴った人」が勝つ競技ではない

最も一般的なストロークプレーでは、各ホールを終えるまでのキック数を記録し、規定ラウンドを最少キック数で終了したプレーヤーが勝者です。(出典:FIFG公式規則)

60mでフェアウェイの真ん中に置いたボールと、100m飛ばしたが次が蹴りにくい木の近くに止まったボールを比較する図解
強く蹴りすぎて木に当たったり、カップを越えたりする。戦略のない飛距離より、次の一球を考えた「配置」がスコアを決めます

つまり、100m飛ばした。でも次が難しい場所へ行った。一方で、60mだった。でも次に蹴りやすい場所へ置けた。この場合、単純に100m飛ばした方が有利とは限りません。ここからフットゴルフらしさが始まります。

サッカーと同じなのは「ボールを蹴る」こと

FIFGはフットゴルフを、ゴルフの精度とサッカーのキックスキルを組み合わせたスポーツと説明しています。(出典:FIFG|Basic Concepts) 似ている部分はあります。でも、目的はかなり違います。

比較サッカーフットゴルフ
主なボールサッカーボール5号球
目的相手ゴールへ得点少ないキック数でカップへ
主なフィールドサッカーピッチフットゴルフコース
主な考え方パス・ドリブル・シュート距離・方向・コース攻略
強いキック重要な場面がある常に正解とは限らない
チームプレー中心個人スコア形式が基本
サッカーとフットゴルフの目的・フィールド・求められる力を比較した表のスライド画像

「サッカーができないから、フットゴルフもできない」とは考えなくて大丈夫です。

未経験なら、最初は何を意識すればいい?

ここからは競技ルールではなく、蹴GOとして初回プレーで意識しやすい順番に整理します。

初心者が最初の1ホールで意識する4つのステップ。前へ、方向、加減、戦略の順に並んだ図解
初心者が「最初の1ホール」で意識する4つのステップ

まず「遠く」より「前へ」

最初から大きな助走で飛距離を出そうとしなくて構いません。まず、止まっているボールを、自分が狙った方向へ蹴る。ここからです。

FIFGの現行ルールでは、ボールはシューズを履いた足で直接キックします。意図的に押す、引きずる、踏む、すくう、足裏で蹴るといったプレーは正しいキックとして認められません。(出典:FIFG公式規則) 普通に、足を振ってボールへ当てる。まずはそれで十分です。

次に「方向」

ボールは前へ飛んだ。でも、右へ。次は左へ。初めてなら、それも自然です。最初は飛距離より、「あの木の右側」「フェアウェイの真ん中」「あの辺りまで」と、方向を決めて蹴ってみます。フットゴルフは飛距離だけではなく、次のキックをどこから打つかがスコアに関係するからです。

近づいたら「強く蹴らない」

スタート地点では、「遠くまで飛ばしたい」と思います。ところがカップまで残り5m。ここで同じ力では蹴れません。

ティーイングゾーンからフェアウェイを見渡す景色と、サッカーボールが芝生のカップのすぐそばにある様子を並べた画像
勝負を決めるのは、カップ周りの「タッチ」と「傾斜を読む力」

FIFGのBasic Conceptsでも、ティーイングゾーン・フェアウェイ・グリーンゾーンと、コース上の場面を分けて説明しています。グリーンゾーンではカップへ入れるための距離・方向のコントロールが必要になります。(出典:FIFG|Basic Concepts) つまり、遠くへ蹴る力と、近くへ止める力加減は別。ここはサッカー未経験者でも、プレーしながら覚えていける部分です。

「次の1球」を考える

池があります。真正面へ蹴れば最短。でも池越え。右側へ回れば距離は増えるけれど安全。どうする? これがフットゴルフです。

セブンハンドレッドクラブが公開しているサッカー未経験プレーヤーへのインタビューでも、経験者と同じ飛距離を狙うのではなく、池なら橋側へ回る、平坦な場所を使う、ボールが止まりやすい場所を考える、といった形でコース攻略を工夫している実例が紹介されています。(出典:セブンハンドレッドクラブ|先輩フットゴルファーインタビュー) これは一人のプレーヤーの経験談ですが、飛距離以外にも攻略方法があることを示す具体例として参考になります。

サッカー経験者なら、やっぱり有利?

ここは慎重に答えます。

サッカー未経験=ハンデという勘違いを示すベン図。サッカーボールを蹴る動作とゴルフの精度と戦略が重なる部分にフットゴルフがあることを表現
フットゴルフは「サッカー経験がある=自動的に上級者」になる競技ではありません

サッカー経験者は、ボールへ足を当てる、キック方向を調整する、強弱をつけるといった動作に慣れている可能性があります。FIFGもフットゴルフには「kicking skills」が使われると説明しています。(出典:FIFG|Basic Concepts)

ただし、サッカー経験者なら必ずフットゴルフで強いという公式根拠は確認できません。フットゴルフでは、コース戦略、距離感、カップ周辺のタッチ、傾斜の読み、ルール理解なども必要になります。「サッカー経験がある=自動的に上級者」ではありません。

むしろ「強く蹴りすぎる」こともある

国内コースの選手インタビューには、興味深い話があります。セブンハンドレッドクラブのサッカー未経験プレーヤーは、サッカー経験があると、思い切り蹴りすぎて木に当たったり、カップを越えたりすることもあると、自身が見た経験を語っています。(出典:セブンハンドレッドクラブ|先輩フットゴルファーインタビュー) これは公式ルールや統計ではなく、あくまで一選手の経験談です。でも、強く蹴れることがいつでも正解ではないというフットゴルフの特徴をイメージするには分かりやすい話です。

本当にサッカー未経験から上を目指せる?

非常に分かりやすい公式事例があります。

テニス出身、サッカー経験ゼロ、フットゴルフの戦略が組み合わさって世界ランキング1位になったことを示す図解
2025年8月、FIFGはサッカー未経験からフットゴルフを始め、当時17歳で世界ランキング1位となったKlaudia Nemcová選手を公式に紹介しました

FIFGによると、彼女はフットゴルフを始める前にサッカー経験がなく、テニス出身でした。そこから、ボールの蹴り方、フットゴルフの競技方法、技術を一から学び、世界ランキング1位まで到達しています。(出典:FIFG|Klaudia Nemcová Interview)

もちろん、「サッカー未経験なら誰でも世界1位になれる」という話ではありません。この事例から言えるのは、サッカー経験が、フットゴルフで上達するための絶対条件ではないということです。

日本でも初心者が参加できる機会はある?

あります。セブンハンドレッドクラブは現在の公式案内で、女性や子どもを含む幅広い層がプレーできるとしています。(出典:セブンハンドレッドクラブ|フットゴルフ) 2026年のTOCHIGI CUPも「初心者の方も大歓迎」と案内しています。なお同大会には13歳以上など別途参加条件があります。(出典:セブンハンドレッドクラブ|お知らせ)

一方で、大会はすべて誰でも無条件に出られるわけではありません。例えばJFGAジャパンツアー2026のSHIELDS OPENでは、基本的に2026年ジャパンツアーライセンスプレーヤーであることなどが応募資格になっています。(出典:JFGA|2026年ライセンスプレーヤー登録)

つまり、一般プレーを始めることと公式大会へ出場することは分けて考えます。最初は普通にコースでプレーしてみる。競技に興味が出たら、大会条件を確認する。それで十分です。

初めてなら、事前練習は必要?

必須ではありません。FootGolf Australiaも、レクリエーションとしてフットゴルフを楽しむ方法は覚えやすく、家族や友人と楽しめるスポーツと説明しています。(出典:FootGolf Australia|Play FootGolf)

ただし、「サッカーボールをほとんど蹴ったことがない」なら、初回前に少し感覚を確認する方法はあります。

蹴GO式スタート前5分間感覚チェックの4ステップ。軽く蹴る、同じ方向へ3回、強め弱めで距離を変える、最後は優しく転がす
蹴GO式・初回前の5分練習(公式練習法ではありません)
蹴GO式・初回前の5分練習

これは公式練習法ではありません。安全でボール使用が認められている場所で、次のくらいでOKです。

  1. 止まったボールを5〜10m蹴る
  2. 同じ方向へ3回蹴ってみる
  3. 強め・弱めで距離を変える
  4. 最後は2〜3m先へ転がす

「きれいなフォーム」を作るのが目的ではありません。ボールを蹴る感覚を知るだけ。なお、FIFGでは競技コース上でのラウンド前・ラウンド中の練習に制限があります。実際の施設では、指定された練習場所・ルールに従ってください。(出典:JFGA|フットゴルフ公式ルール)

「この場面ではどうする?」よくある心配ごと

初回で何m蹴ればいい?

今回確認したFIFG・JFGAの現行規則に、「参加するには最低○m蹴れなければならない」という一般的な基準はありません。(出典:FIFG公式規則) だから、「50m飛ばせないから無理」と決める必要はありません。自分の飛距離で、1球。また1球。少しずつカップへ近づけばいい。

空振りしたらどうなる?

ここはルール記事と重複しない範囲で触れます。FIFG現行ルールでは、ボールをプレーする意思を持ったキック動作は、ボールへ当たらなかった場合もスコア上のキックとして扱われます。(出典:FIFG公式規則) なので競技上は、「空振りだからノーカウント」とは限りません。でも初回の一般プレーで重要なのは、恥ずかしがることではありません。次の1球を蹴ればいい。詳しいキック・スコアの扱いはルール記事へ分けます。

サッカーのルールを知らなくても大丈夫?

大丈夫です。フットゴルフで必要なのは、フットゴルフのルールです。サッカーのオフサイド、ハンド、コーナーキック、フリーキックなどを勉強してから行く必要はありません。フットゴルフは、FIFG独自の競技規則に従ってプレーします。(出典:FIFG公式規則) むしろ初回なら、自分の順番を待つ、ボールを勝手に動かさない、コースを傷めない、施設のローカルルールを守る、といったことの方が重要です。

「運動が苦手」でもできる?

FIFGはフットゴルフをall ages and abilitiesを対象とするスポーツとして案内しています。(出典:FIFG|New to FootGolf?) ただし、「誰でも身体的負担なくできます」とは言えません。フットゴルフはコースを歩きます。坂があるコースもあります。9ホール・18ホールでも運動量は変わります。体力に不安があるなら、9ホールから始める、カートが利用できるコースを確認する、コースの起伏を見る、など、自分に合った施設を選ぶのが実用的です。これは蹴MAPでも今後分かりやすくしたいポイントです。

サッカー未経験者なら「どんなコース」を選ぶ?

必ずしも「初心者専用コース」である必要はありません。最初は競技難易度よりも、利用の分かりやすさを見るのがおすすめです。

サッカー未経験者が選ぶべきコースの条件。9ホールからプレーできる、カートが利用できる、ボールレンタルがある、初心者向けの案内がある
最初は競技の難易度よりも、「利用の分かりやすさ」で選ぶのがおすすめです

体力・時間の目安

9ホールからプレーできる(体力の不安を解消)/カートが利用できる(コースの起伏に対応)

利用のしやすさ

ボールレンタルがある(専用の道具を買う必要なし)/初心者向けの案内がある

例えばセブンハンドレッドクラブでは現在、9Hプラン、ボールレンタル、予約フォームなどを用意しています。(出典:セブンハンドレッドクラブ|フットゴルフ)

未経験者の初ラウンド、何を目標にする?

初回から「パーで回る」を目標にしなくてもいいでしょう。蹴GOでは、最初はこの4つをおすすめします。

1|狙った方向へ蹴ってみる 距離より方向。

2|強さを変えてみる 遠い場所と近い場所で力加減を変える。

3|次の1球を考える 「遠くへ」ではなく「次に蹴りやすい場所へ」。

4|もう一度やりたいと思えるか確かめる 初回はここが大事です。

スコアを本格的に追うのは、その後でも遅くありません。

まとめ

フットゴルフには確かにサッカーのキックスキルを使います。そのため、経験者が最初から持っている技術もあるでしょう。一方で、フットゴルフにはフットゴルフとして覚えることがあります。距離。傾斜。次の位置。障害物。カップ周辺のタッチ。FIFGもフットゴルフをskill・strategy・funが組み合わさったスポーツとして説明しています。(出典:FIFG|Basic Concepts) だから、「サッカー経験がない」ではなく、「フットゴルフはこれから覚える」と考える方が実態に近いでしょう。

実務ツール|サッカー未経験者|初ラウンド前チェック

気になった項目にチェックを入れてみましょう。すべて埋まらなくても大丈夫です。当日までに確認できる範囲でOKです。

0 / 12 チェック済み

技術面

準備

当日

これで十分、スタートできます。

よくある質問

サッカーを一度もやったことがなくてもフットゴルフはできますか?
はい。サッカー経験は一般的なフットゴルフを始める必須条件ではありません。FIFGは幅広い能力の人が楽しめるスポーツとして案内し、国内コースでも初心者・子どもを含む幅広い利用を案内しています。
遠くへ蹴れなくてもできますか?
できます。フットゴルフは飛距離を競う競技ではなく、少ないキック数でホールへ入れることを目指します。一般規則上、参加のための最低飛距離は確認できません。
サッカー経験者の方が有利ですか?
ボールを蹴る動作に慣れている可能性はあります。ただし、サッカー経験者が必ずフットゴルフで有利になるという公式根拠は確認できません。距離感やコース攻略など、フットゴルフ独自の要素もあります。
ボールを蹴ったことがほとんどなくても大丈夫ですか?
始めることはできます。不安なら、ボール使用が認められた安全な場所で、短い距離を軽く蹴って感覚を確認しておく方法があります。
サッカーのルールを覚える必要がありますか?
ありません。フットゴルフはFIFG独自のルールで行われます。サッカーのオフサイドなどを覚える必要はありません。
サッカー未経験でも大会へ出られますか?
サッカー経験そのものを要件としない大会はあります。ただし大会ごとに参加資格があります。例えば2026年JFGAジャパンツアーの大会ではライセンスプレーヤーであることなどが条件です。
サッカー未経験でも上手くなれますか?
上達の程度には個人差がありますが、FIFGは2025年、サッカー経験なしからフットゴルフを始め、当時世界ランキング1位となったKlaudia Nemcová選手を公式に紹介しています。

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必要なのはサッカー経験ではなく、まず一球蹴ってみること。蹴MAPで近くのコースを探すボタン

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サッカー未経験でも、フットゴルフを始められます。必要なのは、サッカー経験ではなく、まず1球蹴ってみること。最初は遠くへ飛ばなくてもいい。狙った方向へ行かなくてもいい。数ホール回るうちに、「このくらい蹴れば、このくらい転がる」が少しずつ分かってきます。そしてフットゴルフには、飛距離だけではなく、方向・距離感・コース攻略があります。「サッカーをやったことがないからやめておこう」で終わらせる必要はありません。

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